マリアンジョラ・マルテッロとジョルジョ・タバッコたちの演奏できいている、2台のチェンバロのための協奏曲、今日はアルバム最後に収録されたハ長調の第2番(BWV1061)を楽しみます。とても華麗なこの第2番は、2台のチェンバロための中では、もっとも好きな協奏曲。もともとは、第2楽章のようにチェンバロのみで編成された稿(BWV1061a)があったらしく、このブログでもムジカ・アルタ・リパの演奏できいています。ここではもちろん、アカデミア・モンティス・レガ-リスとの共演です。
なお、このアルバムには、CDのトラック(track)を細分化したインデックス(index)が打たれています。 この協奏曲の第1楽章だと、第1インデックス=リトルネッロ(0分0秒、第1小節)→第2インデックス=エピソード(0分32秒、第12小節)→第3インデックス=リトルネッロ(1分9秒、第28小節)……、という感じです。サーチもでき、リトルネッロ形式を実例に即して理解しやすくなっているのですが、せっかくの機能もこれを利用できるプレイヤーがなくなってきています。ざんねんなことです。
CD : AM 245-2(Amadeus)