毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




これからきくのは、オーボエとヴァイオリンのための協奏曲(BWV1060R)。今週これまでと同じく、チェンバロ協奏曲からの再構成で、原曲は同調の2台のチェンバロのためのそれです。演奏は、オーボエがゴンサロ・ルイス、ヴァイオリンがモニカ・ハゲット、アンサンブルがポートランド・バロック・オーケストラ。録音は2013年です。

CD : AV2324(Avie Records)

AV2324

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これからきくのは、イ長調のオーオエ・ダモーレのための協奏曲(BWV1055R)。音源は、今週きいているモニカ・ハゲットたちによるオーボエ用復元協奏曲を集めたアルバムです。今日のBWV1055Rは同調のチェンバロ協奏曲第4番(BWV1055)から再構成したもので、復元協奏曲のなかでもよく演奏されるもののひとつ。演奏は昨日までと同じく、オーボエがゴンサロ・ルイス、アンサンブルはポートランド・バロック・オーケストラです。

CD : AV2324(Avie Records)

AV2324

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今日も猛暑の京都。一昨日あたりとくらべると風がいくぶん冷たく、木陰などでは涼しく感じますが、やはり暑いことにはまちがいありません。こうも暑いと、被害さえでなければ、台風の雨さえ期待したくなります。さて、今週きいているのはモニカ・ハゲットたちによるオーボエ用復元協奏曲。これからきくのはニ短調のオーボエ協奏曲(BWV1059R)で、これは同調のチェンバロ協奏曲(BWV1059)からの再構成です。原曲の協奏曲は断片として、第1楽章のはじめの9小節のみが現存しています。オーボエ独奏とアンサンブルはこれまでと同じく、ゴンサロ・ルイスとポートランド・バロック・オーケストラです。

CD : AV2324(Avie Records)

AV2324

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早朝から鳴り響いていたセミの合唱も、いまは小休止。この静かなあいだに、昨日からききはじめたモニカ・ハゲットたちによるオーボエのための復元協奏曲を楽しむことにします。今日きくのは、ヘ長調のオーボエ協奏曲。このBWV1053Rはその番号が示すとおり、ホ長調のチェンバロ協奏曲の第2番から再構成されたものです。まだ早朝の冷気がわずかにのこっており、美しいシチリアーノもじっくり楽しむことができるでしょう。なお、オーボエ独奏はゴンサロ・ルイス、アンサンブルはポートランド・バロック・オーケストラです。

CD : AV2324(Avie Records)

AV2324

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今週きいていいくのは、モニカ・ハゲットたちによるオーボエのための復元協奏曲。アルバムには、BWV1056R、BWV1053R、BWV1059R、BWV1055R、BWV1060Rが収録されており、今日から収録順に楽しんでいくことにします。これからきくBWV1056Rは、チェンバロ協奏曲の第5番からの再構成で、オーボエのほかヴァイオリンを独奏楽器とする協奏曲としてもよく演奏されます。ここでの独奏楽器はもちろんオーボエで、アルゼンチンの奏者、ゴンサロ・ルイスが吹いています。アンサンブルは、ポートランド・バロック・オーケストラです。

CD : AV2324(Avie Records)

AV2324

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三位一体節後第6日曜日にきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「われらに救いの来たれるは」です。このBWV9(1732年7月20日初演)は、いわゆるコラール・カンタータによる第2年巻(1724年6月11日から1725年5月27日)の空白を補うために作曲されたもので、円熟した味わいがあります。ガーディナーたちのCDは、カンタータ巡礼シリーズの2000年録音。独唱者は、ジョアン・ラン、マイケル・チャンス、ジェームズ・ギルクリスト、スティーブン・ヴァーコー、そして管弦楽と合唱は、いつものイングリッシュ・バロック・ソロイスツとモンテヴェルディ合唱団です。

CD : SDG 156(SDG)

SDG 156

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今週のバッハは、クリスティーネ・ブッシュの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」。ブッシュが2011年と2012年に録音したアルバムを収録順=番号順にきいており、これからきくのはパルティータの第3番です。一連の無伴奏ヴァイオリン曲では、このBWV1006はとりわけ明朗で、緊張せずに楽しめる曲がつらなっています。ブッシュの演奏はのびやかで、美音を満喫できます。使用楽器は、南ドイツあるいはチロルで製作されたとみられるヴァイオリンです。

CD : LPH 008(PHI)

LPH 008

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今週ずっときいているクリスティーネ・ブッシュの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」、今日きくのはソナタの第3番です。このBWV1005は、瞑想的とでもいえるようなアダージョから、コラール「来ませ聖霊、主なる神よ」によるフーガが導かれ、さらに甘美なラルゴ、活気のあるアレグロ・アッサイと続く構成。ブッシュは、長大なフーガも弛緩なくきかせてくれます。

CD : LPH 008(PHI)

LPH 008

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午前中、この夏はじめてセミの鳴き声をききました。今年は夏の到来がはやかったのですが、やはりセミの鳴き声をきかないと、夏がはじまったという感じがしませんね。さて、今週のバッハは、クリスティーネ・ブッシュのヴァイオリンで、「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」を楽しんでいます。アルバムから収録順=番号順にきいているので、これからきくのはパルティータの第2番。このBWV1004は、その最後に有名なチャッコーナ(シャコンヌ)がおかれています。

CD : LPH 008(PHI)

LPH 008

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クリスティーネ・ブッシュによる「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」、これからきくのはソナタの第2番です。このBWV1003では、グラーヴェ―フーガ―アンダンテ―アレグロという、ほかのソナタと同じく4楽章構成。ゆったりしたグラーヴェにはじまり、続くのはそれと好対照に緊迫感のあるフーガ。これをブッシュはていねいに奏しており、きいていて、あまり緊張を強いられることはありません。もちろん弛緩しているわけではありません。

CD : LPH 008(PHI)

LPH 008

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昨日からききはじめた、クリスティーネ・ブッシュによる「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」。収録順=番号順にきいているので、今日これからきくのはパルティータの第1番(BWV1002)です。ブッシュの演奏は、じつにていねい。ひきとばすようなところはなく、悠然としてヴァイオリンをよく鳴らしています。そのヴァイオリンは、南ドイツあるいはチロルで製作されたとみられるそれで、弓はケン・キャメロンの製作(1730年ごろの弓にもとづく)をもちいています。

CD : LPH 008(PHI)

LPH 008

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今週きいていくのは、クリスティーネ・ブッシュによる「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」。2011年と2012年に録音されたアルバムから、収録順=番号順に楽しむことにしています(つまり今日はソナタの第1番)。ブッシュはドイツのヴァイオリン奏者で、ベルリン古楽アカデミーなどでリーダーを歴任。このブログで紹介したフィリッペ・ヘレヴェーゲ(フィリップ・ヘレヴェッヘ)とコレギウム・ヴォカーレ・ヘントによるクリスマス・オラトリオでも、リーダーを務めていました。使用楽器は、南ドイツあるいはチロルで製作されたとみられるヴァイオリン。弓はケン・キャメロンの製作(1730年ごろの弓にもとづく)です。

CD : LPH 008(PHI)

LPH 008

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三位一体節後第5日曜日にきくのは、フィリッペ・ヘレヴェーゲ(フィリップ・ヘレヴェッヘ)たちによる「尊き御神の統べしらすままにまつろい」です。このBWV93は、1724年7月9日に初演された、いわゆるコラール・カンタータで、第4曲の二重唱は、「シュープラー・コラール集」の同名オルガン・コラール(BWV647)に編曲されています。1991年の録音ということなので、ヘレヴェーゲのカンタータ録音としては初期のもので、独唱者は、アニエス・メロン、チャールズ・ブレット、ハワード・クルック、ペーター・コーイ。管弦楽と合唱は、いつものコレギウム・ヴォカーレ・ヘントです。

CD : 7243 5 62025 2 8(Virgin classics )

7243 5 62025 2 8

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今日これからきくのは、昨日に続き、デイヴィッド・イヤーズリーのオルガン。音源のアルバムは、ディスク2枚からなるもので、メインの収録曲はトリオ・ソナタです。今日のホ短調のプレリュードとフーガ(BWV548)は、ディスク2枚目の最初と最後におかれたもので、「楔」の愛称で知られる壮大なオルガン曲です。録音は2011年で、オルガンはコーネル大学のそれ(アルプ・シュニットガー・オルガンをモデルとして2011年に建造)。なお、アルバムのジャケット写真は、イヤーズリー本人のオルガンシューズだと思われます。

CD : MO0612(Musica Omnia)

MO0612

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今日これから(そして明日も)きくのは、デイヴィッド・イヤーズリーのオルガン。今日きくのは変ホ長調のプレリュードとフーガで、いうまでもなく、このBWV552は出版された「クラヴィーア練習曲集 第3部」におさめられたもの。プリュードは冒頭に、そしてフーガは掉尾に記載されており、イヤーズリーが録音した、トリオ・ソナタのアルバム(2枚組)でも、ディスク1枚目の最初と最後にわけて収録されています(ここでは続けてききます)。録音は2014年、使用楽器はコーネル大学のオルガンで、アルプ・シュニットガー・オルガンをモデルとし、横田宗隆のもと2011年に建造されたものです。

CD : MO0612(Musica Omnia)

MO0612

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