今日は復活祭前第6日曜日(四旬節第1日曜日)。ふだんならカンタータをきくところですが、四旬節の期間中のカンタータはヴァイマール時代に初演された四旬節第3日曜日用の「罪に手むかうべし」しか伝承されていません。これをのぞいて棕櫚の日曜日までの期間中の日曜日は4回あるので、例年、何をきくかを悩んでいます。
いろいろ考えて決めたのは、ハンス・ファーイウスによる「4つのデュエット」。「クラヴィーア練習曲集 第3部」に所収された音楽で、今日のホ短調のデュエット(BWV802)から順番にきいていきくことにします。録音は1989年。使用楽器は、カールスクルーナ(スエーデン)のフレドリキ教会のヴァールベルク・オルガン(1764年)です。
CD : BIS-CD-443/444(BIS Records)