待降節第1日曜日にきくのは、フィリッペ・ヘレヴェーゲ(フィリップ・ヘレヴェッヘ)たちによる「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」。同名のカンタータは2曲が伝承されていますが、これからきくのはBWV62(全6曲)のほうで、1724年12月3日にライプツィヒで初演されています。同カンタータは、マルティン・ルターの同名コラール(全8節)にもとづく、いわゆるコラール・カンタータですでの、第1曲と第6曲はコラールの第1節と第8節がそのまま歌詞としてあてられています。ヘレヴェーゲたちの録音は1996年。管弦楽と合唱はコレギウム・ヴォカーレ・ヘント、独唱はジビラ・ルーベンス、サラ・コノリー、クリストフ・プレガルディエン、ペーター・コーイです。
CD : HMC 901605(harmonia mundi)