待降節第3日曜日にきくのはヴァンサン・ブシェのオルガンで、「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」(BWV659)です。このオルガン・コラールも一昨昨日からきいてきた「BACH • BUXTEHUDE La Rencontre de Lübeck」(バッハとブクステフーデ、リューベックでの出会い)に収録。BWV659のCDでの前曲はブクステフーデの同名コラールで、バッハとブクステフードのコラール編曲ききくらべが可能となっています。オルガン奏者と金融業の二足のわらじを履くブシェが弾くのは、サン・ジョゼフ・デュ・モン・ロワイヤル礼拝堂(聖ジョゼフ礼拝堂)のオルガン。このオルガンはブシェがオルガン奏者を務めており、ルドルフ・フォン・ベッケラートが1960年に建造したものです。CDの録音は2017年1月と2019年9月におこなわれています。
CD : ACD2 2777(ATMA Classique)