毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日からきいていくのは、ナディア・ラブリたちによフルート・ソナタです。ラブリはカナダのフルート奏者。ここできく「Flute Passion: Bach」(ANALEKTA AN 2 8921)は、ピアノのリュック・ボーセジュール、チェロのカミーユ・パケット・ロワとの共演によるCDで、2019年の録音です。収録曲は、BWV1034、BWV1039、BWV1030、BWV1013と編成が多彩な4曲。この収録曲を順にきいていくこととし、まず楽しむのはホ短調のソナタ(BWV1034)です。使用楽器は、ラブリが14金メカニズムのパウエル社製木管フルート、ボーセジュールがヤマハのピアノ(CFIII)、パケット・ロワがニコラ・エミリ・シェルピタルのチェロ(弓はバロック弓)です。

AN 2 8921

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復活節前第4日曜日(四旬節第3日曜日)にきくのは、イェスティン・デイヴィス、ジョナサン・コーエン、そしてアルカンジェロによる「罪に手むかうべし」です。このBWV54は1714年3月4日に初演された、全3曲からなるアルト独唱のためのカンタータ。カンターテナー歌手がこぞって録音しているため、多数の録音があります。コーエンたちのCDの録音は2015年で、あまりガリガリしない、イギリスらしいほどよいもの。デイヴィスのドイツ語は甘めです。なお、このCDにはほかに2曲のカンタータ(BWV170とBWV82)と、カンタータのシンフォニア2曲(BWV52とBWV174)も収録されています。

CD : CDA68111(hyperion)

CDA68111

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今週きいてきたのは、ジョリー・ヴィニクールによる6曲のパルティータ(「クラヴィーア練習曲集 第1部」)。2014年に録音されたCDはめずらしく3枚組で、美しいチェンバロの音(オリジナルは24bit、352.8kHzで収録)を堪能できます。これからきくのは第6番(BWV830)。スケールの大きいトッカータをはじめ、ヴィニクールの入念な弾きぶりで楽しめます。使用楽器は、クリスティアン・ファーターの1738年製楽器(一段鍵盤)にもとづく、トーマス&バーバラ・ウルフの1995年製(二段鍵盤)のチェンバロです。

CD : DSL-92209(Sono Luminus)

DSL-92209

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これからきくのは、チェンバロ奏者、ジョリー・ヴィニクールによるト長調のパルティータ(BWV829)。このパルティータ第5番から、3枚組CDの3枚目に入ります。屈託のないプレアンブルムにはじまり、ほっとするアルマンドなど、第5番は6曲の中ではオアシスのようで、きいていてとても楽しめます(こういう時期ですし、なおさら)。ヴィニクールが弾いているのは、トーマス&バーバラ・ウルフのチェンバロ(クリスティアン・ファーターにもとづく)で、録音は2014年です。

CD : DSL-92209(Sono Luminus)

DSL-92209

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ジョリー・ヴィニクールのチェンバロできいている6曲のパルティータ(「クラヴィーア練習曲集 第1部」)、これからきくのはニ長調のパルティータ(BWV828)です。このCDはチェンバロの音が美しくとらえられており、まばゆいほどの序曲は音的にも堪能できます。使用楽器は、クリスティアン・ファーターにもとづく、トーマス&バーバラ・ウルフのチェンバロ。録音は2014年です。

CD : DSL-92209(Sono Luminus)

DSL-92209

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これからきくのは、ジョリー・ヴィニクール(チェンバロ)によるイ短調のパルティータ(BWV827)。ヴィニクールのCDは3枚組なので、このパルティータから2枚目のCDに入ります。録音(2014年)での使用楽器は、トーマス&バーバラ・ウルフの1995年製(二段鍵盤)で、クリスティアン・ファーターの1738年製楽器(一段鍵盤)にもとづいています。

CD : DSL-92209(Sono Luminus)

DSL-92209

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今日これからきくのは、ジョリー・ヴィニクールのチェンバロによる、ハ短調のパルティータ(BWV826)です。これは昨日からききはじめた「パルティータ集」(2014年録音)に収録されており、オリジナルは24bit、352.8kHzで録音されています。きいているのはCDなのですが、それでも、チェンバロの音はじゅうぶん美しく、楽しめます。そのチェンバロは、トーマス&バーバラ・ウルフの1995年製(二段鍵盤)。クリスティアン・ファーターの1738年製楽器(一段鍵盤)にもとづいています。

CD : DSL-92209(Sono Luminus)

DSL-92209

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今週きくのは、ジョリー・ヴィニクールによる「パルティータ集」です。ヴィニクールは、1963年、アメリカ生まれまれのチェンバロ奏者。1990年からパリ在住で、ユゲット・ドレフュスやケネス・ギルバートに学んでいます。ちなみに1963年生まれの奏者には、イギリスのリチャード・エガーがおり、ヴィニクールのパルティータまえには、そのエガーのパルティータを楽しんでいました。

ヴィニクールのCD(2014年録音)はめずらしく3枚組(ふつう2枚組)。3枚組の理由は、収録時間、つまり演奏時間とみられます。ともかく、その収録順=番号順にきくこととし、まず第1番(BWV825)を楽しみます。使用楽器は、クリスティアン・ファーターの1738年製楽器(一段鍵盤)にもとづく、トーマス&バーバラ・ウルフの1995年製のチェンバロ(二段鍵盤)です。

CD : DSL-92209(Sono Luminus)

DSL-92209

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復活節前第5日曜日(四旬節第2日曜日)にきくのは、ヴァイオル・コンソートのファンタズムによる「キリエ、聖霊なる神よ」(BWV671)です。日曜日はらカンタータをきくところですが、復活節前第5日曜日のためのカンタータは伝承していないため、「キリエ、聖霊なる神よ」で代替します。ここでのファンタズムの編成は、ローレンス・ドレフュス(トレブル)、エミリア・ベンジャミン(トレブル)、ジョナサン・マンソン(テナー)、ハイディ・グレーガー(ベース)、マルック・ルオヤラン・ミッコラ(ベース)。録音は2019年です。

CD : CKD 618(Linn Records)

CKD 618

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今日これからきくのは、ファンタズムによる「天にましますわれらの父よ」(BWV737)です。ファンタズムは、このオルガン・コラールを原調イ短調のまま、ローレンス・ドレフュス(トレブル)、ジョナサン・マンソン(テナー)、マルック・ルオヤラン・ミッコラ(ベース)の3人で演奏。ヴァイオル・コンソートはオルガンにくらべ表現が多彩で、マルティン・ルター作の詩が歌われているような錯覚におちいります。

CD : CKD 618(Linn Records)

CKD 618

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これからきくのは、ヴァイオル・コンソートのファンタズムによるプレリュードとフーガ第22番(「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」)です。ここでは原曲のBWV891の変ロ短調はイ短調に移調されており、プレリュードは、ローレンス・ドレフュス(トレブル)、エミリア・ベンジャミン(トレブル)、マルック・ルオヤラン・ミッコラという編成。また4声フーガは、ドレフュス、マンソン、ルオヤラン・ミッコラという編成で演奏しています。録音は2019年です。

CD : CKD 618(Linn Records)

CKD 618

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ファンタズムが2019年に録音したCD、「The Well-Tempered Consort Ⅰ」を楽しんでいる今週。クラヴィーアやオルガンのための作品の、ヴァイオル・コンソート編曲がCDには収録されており、一部をのぞき順番にきいています。これからきく「深き淵より、われ汝に呼ばわる」は、「クラヴィーア練習曲集 第3部」所収のオルガン・コラール。ファンタズムはこの6声曲を、ローレンス・ドレフュス(トレブル)、エミリア・ベンジャミン(トレブル)、ジョナサン・マンソン(テナー)、マルック・ルオヤラン・ミッコラリアム・バーン(ベース)、ハイディ・グレーガー (ヴィオローネ)と、フルメンバーにゲストという編成で演奏しています。

CD : CKD 618(Linn Records)

CKD 618

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これからきくのは、ファンタズムによるプレリュードとフーガ第24番(「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」)です。このBWV869のプレリュードは、「コレッリ流のトリオ・ソナタ様式で書かれ美しい流れをもつ」(『バッハ事典』)とされており、それならば、これを2挺のヴァイオリンと通奏低音用に編曲し、だれか録音してくれないかと思っていました(寡聞にして知らないだけかもしれませんが)。ここではそのプレリュードを、ローレンス・ドレフュス(トレブル)、エミリア・ベンジャミン(トレブル)、マルック・ルオヤラン・ミッコラ(ベース)という編成で演奏しています。ヴァイオリンとはちがいますが、希望は半ばかないました。フーガのほうは、前記のメンバーに、ジョナサン・マンソン(テナー)がくわわっての演奏です。録音は2019年。

CD : CKD 618(Linn Records)

CKD 618

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今日も楽しむのは、ヴァイオル・コンソートのファンタズムのCD。きくのは、プレリュードとフーガ第22番(「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」)で、編曲は原調の変ロ短調のままおこなわれています。ファンタズムの奏者は、ローレンス・ドレフュス(トレブル)、エミリア・ベンジャミン(トレブル)、ジョナサン・マンソン(テナー)、ハイディ・グレーガー(ベース)、マルック・ルオヤラン・ミッコラ(ベース)。録音は2019年です。

CD : CKD 618(Linn Records)

CKD 618

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先週末からききはじめた、ファンタズムの「The Well-Tempered Consort Ⅰ」(2019年録音)。バッハの「平均律クラヴィーア曲集」、つまり「うまく調律されたクラヴィーア」をもじった表題のCDには、クラヴィーアやオルガンのための曲が収録されています。これからきくのは、「平均律」の第1巻第19番。原調のイ長調をト長調に移調して編曲されています。ここでのファンタズムの奏者は、ローレンス・ドレフュス(トレブル)、ジョナサン・マンソン(テナー)、マルック・ルオヤラン・ミッコラ(ベース)です。

CD : CKD 618(Linn Records)

CKD 618

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