今朝これからきくのは、デイヴィッド・イヤーズリーの「Bach & Sons at the organ」(2014年録音)。CDには表題どおり、バッハとその息子たちのオルガン曲が収録されており、父バッハの曲は3曲。そのうち2曲は一部楽章のみなので、きくのはのこる、プログラムの劈頭と掉尾におかれたハ長調のプレリュードとフーガ(BWV547)です。デイヴィッズ・イヤーズリーは、1965年生まれのアメリカのオルガン奏者。弾いているのは、コーネル大学のアナベル・テイラー礼拝堂オルガンで、2011年、横田宗隆によって建造されたものです。なお、ここではききませんが、収録曲の中には、父バッハの有名なコラール編曲「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」にもとづく、カール・フィーリップ・エマーヌエルの曲もあったりと、とても興味深いプログラムになっています。
CD : mo0609(Musica Omnia)