毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日は「みどりの日」。これから夕食までの時間、「みどりの日」にちなみ、クラウディオ・モンテヴェルディ(モンテヴェルディは「緑の山」という意味)のモテットなどを楽しむことにします。モンテヴェルディのCDはきわめて多数にのぼるのですが、ここではソプラノの阿部雅子とハープの西山まりえの「Ego flos campi」(OMF KCD-206)から、モンテヴェルディ作曲の5曲をきいていくことにます。表題はCD劈頭におかれた、モンテヴェルディのモテット「わたしは野の花」にちなんだもの。CDにはモンテヴェルディのほか、同時代に活動したタルクィニオ・メールラ、ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス、バルバラ・ストロッツィの作品も収録されています。録音は2018年です。

KCD-2062

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「みどりの日」に楽しむのは、インカンターティによるインヴェンション第10番(BWV781)。これまでと同じくアンサンブルのための編曲で、このBWV781はヴィオラ・ダモーレのレイチェル・ストットとヴィオラ・ダ・ガンバの森川麻子による演奏です。予想外にみずみずしい響きは、新緑とあうのでしょうが、薄曇りのため緑が鮮やかでないのが残念です。

CD : FHR122(FHR)

FHR122

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今宵楽しむのは、パブロ・エラス・カサド指揮、コンチェルト・ケルンによる「El Maestro Farinelli」(ARCHIV PRODUKTION 00289 479 2050)です。このCDは稀代のカストラート、ファリネッリへのトリビュート・アルバムというべきもので、カウンターテナーのベジュン・メータも参加。ここではそのメータによる「気高きジョーヴェよ」と何曲かの序曲や舞曲を楽しみます。「気高きジョーヴェよ」(ジョーヴェ=ユピテル)は、ニコラ・ポルポラのオペラ「ポリフェーモ」のアリアで、映画「カストラート」(日本では1995年公開)を契機によく歌われるようになりました。このアリアは2014年に録音されており、これにのみヴァイオリンの平崎真弓が参加しています(収録曲のほとんどは2013年録音)。

00289 479 2050

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このところレギュラーできいている、インカンターティの「J.S.Bach: Keyboard Works」。このアルバムにはインヴェンションとフーガを、エマ・マーフィー(リコーダー)、レイチェル・ストット(ヴィオラ・ダモーレ)、森川麻子(ヴィオラ・ダ・ガンバの3人のためにアンサンブル編曲したものが収録されており、それを収録順どおりに楽しんでいます。で、これからきくのはシンフォニア第9番(BWV795)で、ここでは全員参加での演奏(リコーダーはテナー)。録音は2021年です。

CD : FHR122(FHR)

FHR122

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今日これからきくのは、インカンターティによるインヴェンション第2番(BWV773)です。インカンターティは、リコーダーのエマ・マーフィー、ヴィオラ・ダモーレのレイチェル・ストット、ヴィオラ・ダ・ガンバの森川麻子によるアンサンブル。この第2番の編曲は、ソプラノ・リコーダーとヴィオラ・ダモーレのためのもので、一昨日きいた同第1番と同じ編成です。チェンバロにくらべるとしみじみとした味わいが濃くなており、なかなかきかせます。録音は2021年です。

CD : FHR122(FHR)

FHR122

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復活節後第2日曜日にきくのは、ヘルムート・リリングたちによる「主はわが信実なる牧者」(Hänssler CLASSIC CD 92.036)です。このカンタータは1731年4月8日の初演。ヴォルフガング・モイスリンの同名コラール全5節を、全5曲の歌詞にあてた、いわゆる全詩節コラール・カンタータです。リリングたちの録音は1980年。管弦楽と合唱はいつものように、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウムとシュトゥットガルト・ゲヒンゲン・カントライで、独唱者はインガ・ニールセン(ソプラノ)、ガブリエレ・シュレッケンバッハ(アルト)、アルド・バルディン(テノール)、ヴァルター・ヘルトヴァイン(バス)です。

CD 92.036

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