毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日これから楽しむのは、ナディーネ・ヘンリクスたちによるト短調のソナタ。これはオブリガート・チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第3番(BWV1029)を、ヴァイオリン(ペーテル・ブラチ)、ヴィオラ(ヘンリクス)、ヴィオラ・ダ・ガンバ(ヒレ・パール)、チェンバロ(ミヒャエル・ベーリンガー)という編成で録音しています。昨日の無伴奏チェロ組曲や今日のガンバ・ソナタ、ヴィオラでの録音をこのブログでも紹介していますが、ピリオド楽器のヴィオラというのはめずらしいかと。録音は2022年。ヘンリクスのヴィオラはヨーハン・ゲオルク・ティーアの1775年製です。

CD : CD-16328(Carpe Diem Records)

CD-16328

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今日と明日に楽しむのは、ナディーネ・ヘンリクスの「Delicacy」。ヘンリクスはミラ・グロデアヌ佐藤俊介、ソフィー・ゲントらに学んだヴィオラ奏者。2022年録音のアルバムには、今日の無伴奏チェロ組曲第1番(BWV1007)、明日のガンバ・ソナタ(BWV1029)のほか、ゲオルク・フィリップ・テレマンらの作品が収録されています。使用楽器はヨーハン・ゲオルク・ティーアの1775年製です。

CD : CD-16328(Carpe Diem Records)

CD-16328

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三位一体節後第22日曜日にきくのは、ペーター・シュライヤーたちによる「われ哀れなる人、われ罪のしもべ」(PHILIPS 442 786-2)です。このBWV55は1726年11月17日初演された、テノール独唱のためのカンタータ(全5曲)。シュライヤーは指揮のみならず独唱も担当(いわゆる歌い振りですね)しており、歌手としてはこの1994年の録音が3度目となります。管弦楽と合唱は、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ室内管弦楽団とRIAS室内合唱団(第5曲のコラールのみ)です。

442 786-2

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先週末から楽しんできた、シプリアン・カツァリスの「Bach / Piano Works」(Piano 21 P21 062)。これからきくのはイ短調の協奏曲(BWV593)で、原曲はアントニオ・ヴィヴァルディの「調和の霊感」作品3第8番です。オルガンのための協奏曲ですので、ここではサムイル・フェインベルクによるピアノ編曲版を弾いています。ピアノはスタインウェイD、録音は2000年です。

P21 062

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これから楽しむのは、シプリアン・カツァリスの「Bach / Piano Works」(Piano 21 P21 062)から、ト短調の協奏曲(BWV983)です。これまでとちがい、この曲の原曲は不明。不明の作曲者はバッハより新しい世代にも感じますが、同世代だったらゲオルク・フィリップ・テレマンあたりかもしれませんね。録音は2000年です。

P21 062

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これから楽しむのは、シプリアン・カツァリスのピアノで、変ロ長調の協奏曲(BWV982)。この協奏曲も、いまきいているカツァリスの「Bach / Piano Works」(Piano 21 P21 062)に収録されており、バッハがヨーハン・エルンスト公子のヴァイオリン協奏曲(作品1第1番)を、クラヴィーア独奏のために編曲したものです。録音は2000年。演奏にはスタインウェイDがもちいられています。

P21 062

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先週末から週をまたいで楽しんでいる、シプリアン・カツァリスの「Bach / Piano Works」(Piano 21 P21 062)。これからきくのはロ短調の協奏曲(BWV979)です。原曲はジュゼッペ・トレッリの同調のヴァイオリン協奏曲で、(アレグロ)、アダージョ、アレグロ-アダージョ、アンダンテ、アダージョ、アレグロと6楽章からなっています。録音は1994年です。

P21 062

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これから楽しむのは、シプリアン・カツァリスの「Bach / Piano Works」(Piano 21 P21 062)から、ハ短調の協奏曲(BWV981)。原曲はベネデット・マルチェッロ作曲のヴァイオリン協奏曲で、これをバッハが独奏クラヴィーア用に編曲したものです。第2楽章の主題など、どこかできいたことがあるような旋律ですね。録音は1994年です。

P21 062

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先週末からききはじめた、シプリアン・カツァリスの「Bach / Piano Works」(Piano 21 P21 062)。このアルバムには、1994年と2000年の未発表音源が収録されており、その中からバッハ編曲の7曲のみをきいていきます。これから楽しむのは1994年録音のニ短調の協奏曲(BWV974)。原曲はアレッサンドロ・マルチェッロの有名なオーボエ協奏曲です。この曲は先々週にもジーモン・ボルツキたちの演奏でもきいています(記事は「協奏曲 ニ短調 BWV974 [7]」)。

P21 062

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三位一体節後第21日曜日にきくのは、エリク・ファン・ネーヴェル指揮、カペッラ・サンクティ・ミカエリス・ヴォーカル・アンサンブル、リチェルカール・コンソートによる「深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる」(全6曲)です。このBWV38は1724年10月29日の初演。マルティン・ルターの同名コラールによる第1節を第1曲に、第5節を第6曲に配した、いわゆるコラール・カンタータです。ファン・ネーヴェルたちの録音は1991年。リチェルカール・コンソートには、上村かおり(バス・ヴィオール)が参加しています。

CD : 240942(RICERCAR)

240942

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これから楽しむのは、シプリアン・カツァリスのピアノによるハ長調のソナタ(BWV966)です。このソナタは、カツァリスの1994年と2000年の未発表音源を収録した2枚組アルバム(Piano 21 P21 062)中、「編曲者としてのバッハ」の曲を集めたCD2に収録。ソナタの原曲は、ヤン・アーダム・ラインケンの2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のソナタ(ソナタ、アルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグ)で、これをバッハは、プレリュード、フーガ、アダージョ/アレグロ、アルマンドという構成に改変、編曲しています。

P21 062

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これから楽しむのは、ギター奏者アンネ・ハーシュによるハ短調のリュート組曲(パルティータ)です。2021年に録音されたアルバム(GENUIN classics GEN 22777)の主要な収録曲はマヌエル・マリア・ポンセの「24の前奏曲」ですが、アルバム冒頭にハ短調の組曲が収録されています。組曲はプレリュード、フーガ、サランバンド、ジーグおよびドゥーブルというめずらしい構成。ハーシュは、ビョルン・コレル(ギター、リュート奏者でリュートはヤコブ・リンドベリの弟子)のもとで古楽に触れたということですが、ここで弾くのはもちろんギターです。

GEN 22777

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先週からきいてきた、ジーモン・ボルツキたちの「Bach All'Italiano」。このアルバムは、バッハのオリジナルと他者の協奏曲の編曲を収録したものです。ただし、じっさいはそれらをリコーダーと通奏低音のために編曲(ボルツキとクレメンス・フリック)しており、その編曲の技とボルツキの名技を楽しむ趣向のアルバムです。これからきくのはト長調の協奏曲(BWV973)で、原曲はヴァイオリン協奏曲作品7第8番。使用しているリコーダーは、第1楽章と第2楽章がフレデリック・モーガン製のヴォイス・フルート(ブセッサン・モデル)、第3楽章がエルンスト・メイヤー製のアルト・リコーダー(デンナー・モデル)です。共演はフリック(チェンバロ)、リー・ラヘル・バーダー(チェロ)、クレメンス・フリック(リュート)。録音は2015年です。

CD : KL1517(klanglogo)

KL1517

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これから楽しむのは、ジーモン・ボルツキたちによる「Bach All'Italiano」(2015年録音)から、独奏チェンバロ用のハ長調の協奏曲(BWV976)です。この協奏曲の原曲は、アントニオ・ヴィヴァルディの「調和の霊感」作品3第12番。独奏チェンバロのためにバッハが編曲したものを、さらにボルツキとクレメンス・フリックがリコーダーと通奏低音のために編曲しています。ボルツキが吹くのは、第1楽章が初期バロックのソプラノ・リコーダー(クリストフ・トレシャー製)、第2楽章がブレッサン・モデルのテナー・リコーダー(ラルフ・ネッチュ製)、第3楽章がデンナー・モデルのソプラノ・リコーダー(エルンスト・メイヤー製)です。

CD : KL1517(klanglogo)

KL1517

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一昨日、昨日はカンタータをききましたが、今日からはまたレギュラーできいているジーモン・ボルツキたちによる「Bach All'Italiano」をきいていきます。これから楽しむのは変ロ長調の協奏曲(BWV986)。この協奏曲もバッハが独奏チェンバロ用に編曲(ト長調)したものですが、原曲の作曲者は不明です。ここでのボルツキは、エルンスト・メイヤー製作のブレッサン・モデルのアルト・リコーダー(E flat管)を吹いています。また、クレメンス・フリックは第1、第2楽章ではチェンバロ、第3楽章ではオルガンを弾いています。ほかにチェロのリー・ラヘル・バーダー、リュートのマグヌス・アンダーソンもアンサンブルに参加しています。録音は2015年です。

CD : KL1517(klanglogo)

KL1517

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