これからきくのは、室内楽編曲による「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」(BWV622)です。BWV622は受難節ためのオルガン・コラールで、このブログでも紹介しているように、しばしば室内楽編曲でも録音されます。ここでの演奏は、2017年録音の「Speculation On J.S. Bach: Reconstructed Chamber Music And Chorals」(アルバムは2023年7月7日と8日にも紹介)に収録されたもの。ミヒャエル・フォルム(リコーダー)、エティエンヌ・フルティエール(ヴォオラ・ダ・ガンバ)、ディルク・ベルナー(チェンバロ)による、瞑想的、かつ雄弁な演奏です。
CD : PC 10384(PAN CLASSICS)