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大相撲5日目、昨日に続き里山、旭南海共に敗れる。

2006年09月14日 | スポーツ

里山(1-4)東2 秋場所の成績

明日   栃栄(3-2)東4枚目

5日目● 時津海  寄り切り
4日目● 北桜   押し倒し
3日目● 春日王  押し出し
2日目○ 安壮富士 かいなひねり
初日 ● 鶴竜   突き倒し

旭南海(3-2)西13 秋場所の成績

明日   須磨ノ富士(4-1)西14

5日目● 大真鶴   寄り切り
4日目● 栃煌山   押し出し
3日目○ 大翔大   送り出し
2日目○ 猛虎浪   引き落とし
初日 ○ 出羽鳳   寄り切り

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里山、十両全星取り表
1月○●○●○ ○●○●● ○○●○⑨ 西13枚目新十両
3月○○●●● ○●○○● ●○○○⑨ 西8枚目
5月○○○●○ ●●●○● ●○●●⑦ 東4枚目
7月①●●●② ③④⑤⑥⑦ ●⑧⑨●● 西4枚目
9月●①●●●                 東2枚目

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060914flower 新十両5場所目、自己最高位の2枚目で、来場所の新入幕を狙う里山に試練の時か。

序盤戦を終え、1勝4敗は、過去にない。

十両は、里山の下にも、ベテランの幕内経験者がズラリとひしめいている。

2日目、幕の内で取って惨敗した里山、「雰囲気が違っていて、気分がよかったが、入幕のことは考えないで、自分らしい相撲を一番、一番」

「いい相撲が、まずひとつでませんかねえ」と里山、ちょっと、ことばがおもいですね、という向正面レポート。

今場所、相手力士に相撲を覚えられ、自分の相撲が取れないでいる。

今日の相手、時津海、怪我で十両に陥落したものの、1998年9月場所新入幕以来、2005年5月場所まで41場所連続で幕内の地位を維持し続けた実力者だ。

技能賞四回受賞、里山の新十両の場所、2006年1月場所には西前頭14枚目で12勝3敗。
14日目に関脇・白鵬に敗れるまでは、優勝争いにも加わっていたのだ。

その時津海相手に、今日は低い姿勢で、相手の得意の右を許さず、右下手を取って、ふところ深く潜り込んだ。

けんか四つ、里山の左のおっつけに、筋肉隆々の時津海も攻め手を欠いた。里山は相手の攻めをうまく防ぎながら終始攻め続けた。

端正なマスクの時津海、あわてて、わじわじした場面も見られたが、里山の攻めも今ひとつ決め手を欠いた。小さな体で、防ぎながらの攻めは、大きな負担だ。

しかし、ベテランンの時津海は、里山の攻めの出鼻をくじき、うまくかわしながら最後は、右四つ、左の上手、何とか寄り切り、59秒に及ぶ熱戦を制した。

見ごたえのある攻防、熱戦に館内大きな歓声と拍手。里山の相撲が戻ってきたか。
仕事をして勝ち星が取れないジョー!、二勝目が欲しいジョー!。
。あしたにつなげるんだ、ジョー!。

力水を終え、控えにもどる時津海の呼吸は大きくはずんでいた。