大相撲九州場所5日目
○里山 (3-2)押し出し ●十文字(4-1)
○旭南海(3-2)叩きこみ ●上林(1-4)かんばやし
里山-隆乃若(2-3)
旭南海-若兎馬 わかとば(1-4)
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里山、十両全星取り表
1月 ①●②●③ ④●⑤●● ⑥⑦●⑧⑨ 西13枚目新十両
3月 ①②●●● ③●④⑤● ●⑥⑦⑧⑨ 西8枚目
5月 ①②③●④ ●●●⑤● ●⑥●●⑦ 東4枚目
7月 ①●●●② ③④⑤⑥⑦ ●⑧⑨●● 西4枚目
9月 ●①●●● ●●●②● ③④●⑤⑥ 東2枚目
11月 ●①②●③ 西5枚目
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大相撲九州場所は5日目です。
博多湾に櫓太鼓の音が鳴り響いて5日がたちました。
博多フェリーターミナルから、博多の街を望みますと、右にポートタワー、前面の都市高速一号線のすぐ後ろが、大相撲九州場所が行われている福岡国際センターです。
くうちゅうを車がひゃんひゃん走ります。あんなに急いでどこへ行くのでしょうか。
一号線は「百地」と書かれた緑色の案内板をたよりに千鳥橋ジャンクションの混雑を過ぎ、国際センターを過ぎ、みなと大橋もすぎれば、やがて福岡ダイエードーム、もといヤフードームを左に見ながら、海と街の景色が楽しめる?ドライブコースになっています、はずです。画面右に進みます。
さらにそのあと、国道202号、福重ジャンクションで西九州自動車道 と結ばれ、五号線(建設中、写真)と直結すれば、2012年には、首都高中央環状線、首都高都心環状線、中央環状新宿線、阪神高速道路1号環状線、名古屋高速道路都心環状線に次ぐわが国6つ目の都市高速道路環状線が誕生することになり、大相撲本場所開催都市として、充実した交通網ができあがるのです。「2001年宇宙の旅」から、だいぶ時間がたちましたな。
おっと、こんどは画面左の方へ飛行機が飛んでいきました。名瀬港から奄美空港までは、首都高速並みの和光トンネル(2005年12/25供用)を経由して約50分かかりますが、ここから福岡空港までは、5キロもありません。
あれは、着陸する飛行機でしょうか。低空を飛んでいます。
昼間飛行のジェット機の翼に点滅するランプは、遠ざかるにつれ、しだいに、わが仮設14インチTVの細雪の中のちらつきと区別がつかなく(以下略)
お送りしています、このホウ、ソーは、首都高速3号渋谷線(写真・渋谷出入り口付近)が走ります世田谷からの二元中継などをまじえながら、奄美大島名瀬長浜町から全世界のみなさんにお伝えしています。
土俵上、里山と十文字の一番が制限時間いっぱいとなりました。
じかんがなくなってまいりました。
立合いです。
やはり、十文字、里山の左下手を警戒しています。
どこかで研究したのでありましょう。里山の左下手を許してしまったあとは、動こうとしません。
膠着状態から二分が経過したとおもわれる、その時のことでありました。
里山は、十文字の右上手を切るため、自らの命綱の左下手も手放したのであります。
そして再び、里山こんどは右で前褌(まえみつ)をとります。
ここからは、スローでじっくりご覧下さい。
ホー、ソーが時間がなくなってまいりました。
里山は低い姿勢、右で前褌を強く引き付け(ここがポイント)、十文字の肩に頭を押し付けています。VTRでは別の角度のカメラでご覧いただきます。
このときすでに、十文字の体のバランスは、里山の頭に支配されいるわけです。
その場面をカメラはアップでとらえています。
里山が、頭の支点をはずしながら、下へねじ込むような出し投げに出ると、カメラは、すかさず、そして急いでゆっくり引きます。うまいですな。
ここです、このとき、十文字の両足が宙に浮いたのを見逃してはなりません。
これを見逃しますと、このカイセツは意味がうつりませんがな。ゲンミツに申しますと、2度、土俵から離れるのであります。
里山より45キロも重い十文字の巨体がぐらつきます。
この一度目のぐらつきで、すでに勝負あった。うーむ、とオジヤマ氏はうなったのであります。
出し投げを打つような仕草は、十文字の右手が土俵に付いたあとのことなのです。
つまり、ですな、(以下略、じかんが・・)
今日は、今場所体重が138kに増えた、旭南海もヒジョーにいい内容で勝ちました。ここのところ、3:12分からの総合TVは旭南海の相撲に間に合いません。