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大相撲九州場所7日目、里山-霜鳥 詳報

2006年11月18日 | 大相撲

061118sumosatoyamafukuoka 霜鳥(しもとり、西筆頭)といえば、十両の実力者、というより、
三役経験者、本来なら、さらにその上をめざす力士なのです(05年怪我で陥落)。
2002年7月場所、横綱武蔵丸をやぶった金星も光る。

東京農業大学出身の霜鳥は、同郷(新潟)で大学の先輩、時津風部屋の先輩である、あの「豊山」襲名が期待されている、同部屋期待の星なのです。
おじさんは、なんと?柏鵬時代、豊山のファンだった。

豊山といえば、ウィキペディア(Wikipedia)豊山勝男

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その霜鳥を相手に真っ向勝負の里山、会心、完璧の取り口で快勝。

前の取り組みで、皇牙に勝った隆乃若が、里山に力水をつけ、勝ち残り。
きのう里山に完敗した隆乃若も、最高位が関脇という実力者で、先場所十両優勝力士なのです。

真剣な表情で、里山の土俵を見つめる隆乃若。

放送席は、その隆乃若への期待の話でながびいた。

いつになく厳しい表情の里山一回目の仕切り。

カメラが桟敷席の横断幕をとらえました。

「輝け奄美の星!里山関」その下の文字はひとがきでみえない。

2日目の
「里山関、がんばれ!!」
鹿児島商業相撲部」

より少し大きめの横断幕。字体や色はほぼ同じか。

土曜日、お客さんの入りもいつもよりかなり多い。

「さとやま~!」の声援が飛ぶ。

アナウンサーは、「里山の応援で今日は奄美大島から20人ほどの人がツアーを組んできている」、と紹介して、初めて里山の話題にかわった。

「今場所いい相撲がみられている」里山の、きのうの隆乃若戦のVTR。

二回目の仕切りが終わる。
やはりおおきいなあ、霜鳥。188.0cm  149.0kg
里山 177.0cm  115.0kg

マイクのせいか、国技館とは一味ちがう福岡国際センターの声援、ご当所力士への声援が多い会場です。
ひときわ大きい声援
「さとやま~!」「さとやま~!」

「さあ、制限時間いっぱいになっています。」「4勝2敗の里山、そして3勝3敗の霜鳥」

(左里山、右霜鳥)

まったなし!、手をついて!はっけよい

バシッ

「低くいきました、里山、右の下手、
左もしぼっています。」

残った、残った、残った、といいながら行司、木村善之輔が左から右に回りこみます。

「起こそうという霜鳥」

「下手投げ~!」

大きな拍手

「出し投げー、里山の勝ち!」

揺れる、大きな横断幕が再び映し出されました

「輝け奄美の星!里山関」

後ろをふりむいて、横断幕のほうへ拍手をするお客さんもいます。

勝ち名乗りのための一礼の前、直立して、おおきな歓声につつまれる里山。

上を見上げ、うれしなみだをこらえているかの表情。両手を、きちんと、両足ももに付け、深々と一礼した。

「奄美大島から応援に来ている人も、非常に大きな歓声で、この里山の勝利をたたえています。」

歓声がなりやむのを待って、木村善之輔が一礼。

「さっとぉやっま~~っ」

再びの大きな拍手のなか、土俵を下りた里山、いつもの表情に戻った。

2日目の支度部屋情報で、里山は「こうした温かい応援も励みになります」と答えている。

進学のため親元を離れ、高校時代を鹿児島で過ごした里山、奄美にも、鹿児島にも応援する人がいて幸せだろう。先場所、軽量をつかれ、新入幕目前でチャンスを逃した苦労も重ねた里山、相撲界全体が、早く幕内に上がってほしいと望んでいる。

この模様は、総合TV(今日は4:00から)は、間に合わなかったのが残念。

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じかんがなくなりました。(まだ、あるのか?)

取り組みのカイセツは、カンタンに。

里山は、強い当たりの霜鳥に、まったくまわしを触れさせていない。
立合い直後、すぐに右下手でまわしを取り、右四つ得意の霜鳥の上手を防いでいる。

右では、霜鳥の左の差し手をガードし、広い霜鳥の胸板に頭をつけている
。ヒジョーに、いい体勢だ。

起こしにかかった、霜鳥の左の差し手が、里山のまわしに伸びようとした時だった。ガードの左手を、霜鳥の右腕の付け根付近に持ち替え、角度、タイミング、バランスよく、引きたおしたのです。

決まり手 「とったり」 kimarite menu Tottari

この、相手の腕をたぐって、相手のバランスをくずす技は、決まり手にこそならないものの、里山が過去何回も魅せた得意技といっていいだろう。

他ならぬ、霜鳥も、前々回の対戦、5月場所初日に、この技で負けている、のをこのブログでは記録している、のであーる。

里山対霜鳥の対戦は、今日を含め、里山の3勝1敗。

7月場所 4日目  押し出し 霜鳥
5月場所 初日   押し出し 里山
1月場所 12日目 押し出し 里山

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大相撲九州場所7日目 

○里山 (5-2)とったり  ●霜鳥(3-4)
●旭南海(4-3)押し出し ○玉飛鳥(5-2)

十両7日目の取り組みおよび結果goo大相撲

明日中日の取り組み 

里山-光法(4-3)東9 鹿児島種子島
旭南海-豪栄道(3-4)西11 大阪寝屋川市

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里山、十両全星取り表

1月   ①●②●③ ④●⑤●● ⑥⑦●⑧⑨ 西13枚目新十両
3月   ①②●●● ③●④⑤● ●⑥⑦⑧⑨ 西8枚目
5月   ①②③●④ ●●●⑤● ●⑥●●⑦ 東4枚目
7月   ①●●●② ③④⑤⑥⑦ ●⑧⑨●● 西4枚目
9月   ●①●●● ●●●②● ③④●⑤⑥ 東2枚目

11月  ●①②●③ ④⑤               西5枚目


大相撲九州場所7日目速報、里山快勝です5勝目、旭南海は敗れ、3敗。

2006年11月18日 | 大相撲

館内の横断幕(奄美大島大相撲観戦ツアーのみなさん)、に応え、○里山(5-2)-とったり●霜鳥(3-4)しもとり

ソクホー4:10 のちほど詳報予定 総合TVは4:00分から。十両の土俵にまにあわなかった。

十両7日目の取り組みおよび結果goo大相撲