昨夜(25日)9時半頃、奄美市名瀬長浜町でも、激しい雨の音を感じ、県道の様子を(←写真)に撮ってツイートした。
(海風荘に被害はありませんでした)
TVでは、深夜も奄美大雨に関するNHK鹿児島局のテロップが流れていた。
奄美大島北部を中心に激しい雨が降っているらしい。
それらの情報によると、
奄美市名瀬大熊(だいくま)にある県の雨量計で25日午後10時までの1時間に137ミリ、同11時までの3時間に272ミリに達する記録的な猛烈な雨を観測した。
龍郷町赤尾木で裏山が崩れて民家1棟が倒壊し1人が死亡したほか
奄美市と龍郷町で複数の河川が氾濫し、計数十棟が床上浸水したというニュース。現在も詳しい被害の状況は調査中。
昨夜は、名瀬長浜町の九電奄美営業所の建物に明かりが灯り、隣にある自治体が設けた避難所に明かりが灯っていたが、12時ごろ、雨は小降りになっていて駐車場には車は見当たらなかった。その隣の奄美警察署では、緊急車両がならんで停められてあわただしい様子だった。
今朝は全国ニュースにもなったらしく、TV局からの電話取材もあった。
奄美大島北部 龍郷町(たつごうちょう)秋名(あきな)川。
写真は以下すべて、県道81号線 名瀬から芦花部(あしけぶ)トンネルと出てすぐのあたりから約100mの範囲をさまざまな角度から、きょう26日午後3時半ごろに撮影したものです。
早咲きのヒカン桜のある並木でも有名なこのポイントは、秋名川が蛇行して県道に接し、しばらく平行して流れる場所で、去年の10.20の豪雨でも氾濫。現在応急工事中のところ。
去年の10.20豪雨での崩落現場。県道をはさんで反対側を秋名川が流れている。崩落した土砂は、一部が土嚢をはみ出し車道に達している。土砂の下からは、澄んだ雨水が路面に拡散した表土に幾筋もの流れを作り、その上を車が通る。ここから約数百メートル下流が秋名集落になっていて、そこから東シナ海に流れ出る。
冠水した県道の水が引かず、下り車線には2~30メートルの水溜りが出来ている箇所がいくつかある。
写真前方の土砂崩れも去年ももの。
↑ 年末ごろに開花するヒカンザクラの一部は紅葉、落葉も始っている。