榊原英資 (著)
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話題になった、日本辺境論 (新潮新書) 内田 樹 (新書 - 2009/11) を読んでいたのでタイトルにひかれて読んでみたのですが、内容はほとんど魚グルメの話のようだった。くり返し説かれる日本論も、どこかで聞いたような内容だった。しかし、たとえは教員免許がなければ高校や中学の教員になれないという制度の見直しなど、ところどころ考えさせられる指摘はあった。辺境にあるがゆえに外国からの侵略もなく、独自の文化をじっくりと育てることができた日本が辺境から中心へと躍り出ることは、単純に考えると、いいことではないように思えるのだが・・。辺境の奄美から考える。
Amazon 内容紹介
【編集者から】
閉塞感が漂う先進国の経済社会。それを打開するカギは、実は日本にあった!
日本は豊かな自然に恵まれ、世界の東の果て、辺境にあるがゆえに外国からの侵略もなく、独自の文化をじっくりと育てることができました。
今後、高い経済成長こそ望めないものの、成熟社会としては理想的な状況に
あると言えるでしょう。「ここまで成熟した国を造り上げて、どうして悲観的
になってしまうのでしょうか」と榊原氏は言います。
西欧の没落、アメリカ文明の終焉と考え併せれば、日本が辺境から中心へと
躍り出ることは「決して願望ではなく、現実なのです」。
榊原英資氏(元財務省財務官、現在青山学院大教授)による、歴史の潮流か
ら見た日本再発見論。
Amazon 登録情報
単行本: 259ページ
出版社: 東洋経済新報社 (2011/4/15)
発売日: 2011/4/15
商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 2.4 cm
おすすめ度: 5つ星のうち 2.0 (1 カスタマーレビュ
Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 253,753位 (本のベストセラーを見る)
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辺境から中心へ 日本化する世界 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2011-04-15 |