『それでも日本人は原発を選んだ』―東海村と原子力ムラの半世紀― [単行本]
朝日新聞取材班 (著)
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読書中、NHK、Eテレでも関連する内容の番組を偶然見た。
日本人は何をめざしてきたのか
第1回 湯川秀樹と武谷三男
Eテレ2014年7月5日(土)午後11時~翌0時30分
Eテレ【再放送】2014年7月12日(土)午前0時00分~午前1時30分(金曜深夜)
あと少しで読了だが、
著者のいう「原発をやめるかどうかより、原発をやめられない日本をやめることの方が重要だ」の部分は、描かれていたように思う。
しかしもっと掘り下げてほしかったのは以下の2点。しかしそれは本書の守備範囲の外だろうけど。①「先の戦争と同じで、新聞は原発を賛美・推進してきたのに、いまさら・・・」 ②「今さら、原発が危険だなんて、科学者は、いままで何をしていたのでしょう。55年間を無駄に」
それに③「原発マネーは麻薬のようなもの。・・・・地域からの自立の芽を奪う。」奄美ばかりの問題なのではないのですね。各種、補助金漬け。むしろ日本中・・・。
関連 このブログ 2014年6月 5日 (木曜日)
『日米同盟と原発』 隠された核の戦後史 [単行本]
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amazon 内容紹介
すべては東海村からはじまった――。
日本初の原発は、なぜこの地に導入されたのか。
初めて「原子の火」が灯った東海村の歴史と現在の姿を描くとともに、
石橋湛山、岸信介、河野一郎、鳩山一郎ら55年体制下の中央政界重鎮の動きも視野に、
原子力開発をめぐる財界の思惑、報道の検証などもまじえ、日本の原子力政策の原点を探る。
生存者による証言や「原子力の父」正力松太郎の腹心筋より入手した新資料などから検証。
朝日新聞茨城版2012年1月~13年6月の長期連載「原子のムラ」に
大幅書き下ろしを加えての書籍化。
登録情報
単行本: 312ページ
出版社: 朝日新聞出版 (2014/2/7)
言語: 日本語
発売日: 2014/2/7