奄美 海風blog

写真。植物や本 ネットで映画感想。相撲見てツイート
04年4月~14年11月ブログ人
トップへはタイトルをクリック

『二・二六事件と青年将校』 (敗者の日本史) 単行本 – 2014/7/22 

2016年11月15日 | 本と雑誌

『二・二六事件と青年将校』 (敗者の日本史) 単行本 – 2014/7/22

昼のワイドナショーでは、前都知事の政治資金疑惑報道、その後の都知事選挙報道から引き続く豊洲問題追及報道、全国津々浦々まで流れ込んでいた。

しかし、新アメリカ大統領が、トランプ氏に決まりそうになると、一斉にTVは”都民ファースト”から”アメリカファースト”へ替わった。島から見ると、規模も質もまったく違う”都民ファースト”がかすんで見える。みすぼらしく、といえば言い過ぎか。元知事の無責任な年老いた姿も痛々しい。

トランプ勝利で、各TVニュースの慌てぶりが面白い。

実は、選挙結果の予想を外したとか当たったとかいうことよりも、われわれにも身近で、世界の注目する大きな問題で、興味深いトランプ旋風そのものを軽視し続けた失態のほうがはるかに大きいが、そのことには気づかないふりをしている。有名な識者たちも、思わわず、ぼろをだしてしまっているのがばればれ。それはネットで確認できるのだが、しかしネットの反応とてTV報道をなぞるものがほとんどだ。

alt-right(オルタナ右翼)とはようするに何なのか  ワールド  最新記事  ニューズウィーク日本版 2016年9月5日

余談ですが、

ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること 単行本  – 2010/7/23

ニコラス・G・カー (著),    篠儀直子 (翻訳)

The Shallows: What the Internet Is Doing to Our Brains (英語) ペーパーバック  – 2011/6/6

と、はなしがそれた。

==-話をもどす。

二・二六事件と青年将校 (敗者の日本史) 単行本 – 2014/7/22

 
『陸軍士官学校事件』 - 二・二六事件の原点 (中公選書) 単行本 – 2016/6/8
 
『盗聴 二・二六事件』 単行本  – 2007/2 中田 整一   (著)
(文春文庫) 文庫  – 2010/2/10   もあわせて読みたい。
 
近代日本史上唯一最大のクーデター事件である226事件。それだけに関連本の多さも際立っている。本書は、それゆえ、今日までつづく「浮説」や不正確な「流言蛮語」的歴史叙述に退いてもらうべく書かれたとあって、すこし気合をいれて読んだ。
 
手際よくまとめられた感じだが、しかし事件そのものの推移も複雑だが、これまでにない視点の提供、これまでの説への疑問、反論など、あらたな資料の提示などもスリリングでもあるが、基礎知識がないと誤読をしかねない部分もあり、ネットでしらべつつの読書となった。それでも、さらに混乱することもあり、まだ理解は完全ではない。裁判史 研究史の理解が不可欠だ。
 
長州閥と九州閥(薩摩)の争いにまでさかのぼる。
 
人物の顔写真をみながら、悪者に見えたり、賢者に見えたり・・・。
 
最大の関心は、北一輝や西田税、それに皇道派の青年将校に人気のあった佐賀出身の真崎甚三郎大将に関する事実についてだった。真崎は写真で見る限り、とてもいい人に見えるが、事件への関与の度合いは、評価は大いに分かれている。一冊や二冊ではとても深い理解はできそうにない。
 
参考にしたサイト
 
 
 
 
 関連記事 このブログ 半藤 「昭和史」
 
=====
 
amazon 内容(「BOOK」データベースより)

雪が舞う帝都を震撼させた二・二六事件。蹶起した青年将校たちの“昭和維新”はなぜ失敗し、彼らは敗者とされたのか。計画から実行・鎮圧、後世の影響までを克明に再現。近代日本史上最大のクーデター事件の真実に迫る。

登録情報

単行本: 258ページ
出版社: 吉川弘文館 (2014/7/22)
言語: 日本語

発売日: 2014/7/22


大相撲九州場所三日目 奄美郷土力士(幕下以上)の星取表

2016年11月15日 | 大相撲

大相撲九州場所 3日目 奄美力士星取表(幕下以上)

千代皇(与論町)
11月 西十2 **O       1勝2敗

9月 西十8 OO*O*OO*OOO*O*O 10勝5敗 
7月 東十両7 *OO**O*O*O**OO* 7勝8敗
5月 西十7 **OO*O**OOO**OO 8勝7敗
3月 西十10 OOOO*O*O****O*O 8勝7敗 
1月 西十8  *OO****O*OO*O** 6勝9敗

里山(奄美市)
11月 東十14 O*O      2勝1敗

9月 西十9 **O*O**O****OO* 5勝10敗
7月 西十4 O**O****O*O**O* 5勝10敗 
5月 西十1 O****OO*O*O***O 6勝9敗 
3月 東前15 ***O*O*OOOO**** 6勝9敗
1月 西十6  O**OOOO*O**OO*O 9勝6敗 
 

明生(瀬戸内町)
11月 西十14 **O      1勝2敗

9月 東下3 -*O-*-O--O*--O- 4勝3敗
7月 東下5 -O-*O--*O-*--O- 4勝3敗
5月 西下12 -O-O-**-O--O--O 5勝2敗
3月 西下23 -OO-O--*-O-*--O 5勝2敗
1月 西下17 -*O-O-*--**---O 3勝4敗  

坂元(龍郷町)
11月 西下1 *-O       1勝1敗

9月 西下3 O-*-O-O-O--*-*- 4勝3敗
7月 東下6 O--O*--*-O-O-*- 4勝3敗
5月 東下9 -O*--O-O-O-*--* 4勝3敗
3月 西下11  *--OO--*-*O--O- 4勝3敗
1月 下15付   -*O--OO-*--O--* 4勝3敗

若乃島(龍郷町)
11月  東下2 -O*        1勝1敗

9月 西十13 *O*O*OO****O**O 6勝9敗
7月 西下三3 O-O-O-O-*-O---* 5勝2敗
5月 東下16 O-O--O-O*--O--O 6勝1敗 
3月 西下4 -*-**--*O--*O-- 2勝5敗
1月 西下1 *-O*--O-*-O--*- 3勝4敗

    
勝誠(宇検村)
11月  東下11 -O*      1勝1敗

9月 西下29 -OO-O-O-O-*--O 6勝1敗
7月 東下14 *--**--O-O-*-*- 2勝5敗
5月 東下4 *-O-*--**-O--*- 2勝5敗 
3月 東下10 O--O-O*--O*---O 5勝2敗
1月 東下6  -*-O-*-*O-*---O 3勝4敗


大相撲九州場所 初日 里山×明生 

2016年11月15日 | 大相撲


◯十両十四枚目 里山 (1勝0敗)奄美市

 下手投げ

●十両十四枚目  明生 (0勝1敗)奄美大島 瀬戸内町(せとうちちょう)


里山の低い当たりを胸で受けた明生。
踏み込みは5分だが、すぐに上体が立ち、

里山はまず、明生の左の差し手を押っつけながら、
さらに腰を低くして同時に得意の左下手を取った。さすがに巧い里山だ。

しかし、今度は 明生が頭をつけ、里山は潜れない。

上手を取って攻めに出る明生を
里山は頭を上下させ、左に回り込みながら、かわす。
その間に左下手も深くした。
これもベテラン里山の巧みな動き。

土俵際の左下手は、最後ははずれ、すくい投げのかっこう。これも里山の巧みな技の内だ。

気合の入った表情の明生だが、エメラルドのあざやかなブルーの締め込みはまだ体になじまず、
新十両初日の相撲、しかも十両最初の取り組みで、そのうえ同郷の里山との対戦とあってさぞかし緊張したであろう。


emerald 色の下がりの明生の雄姿を動画で見る→ https://youtu.be/du6f1ThWAFY

2016年名古屋場所の郷土対戦 坂元×明生 の相撲を見る→ https://youtu.be/89PauXgYqhY