『二・二六事件と青年将校』 (敗者の日本史) 単行本 – 2014/7/22
昼のワイドナショーでは、前都知事の政治資金疑惑報道、その後の都知事選挙報道から引き続く豊洲問題追及報道、全国津々浦々まで流れ込んでいた。
しかし、新アメリカ大統領が、トランプ氏に決まりそうになると、一斉にTVは”都民ファースト”から”アメリカファースト”へ替わった。島から見ると、規模も質もまったく違う”都民ファースト”がかすんで見える。みすぼらしく、といえば言い過ぎか。元知事の無責任な年老いた姿も痛々しい。
トランプ勝利で、各TVニュースの慌てぶりが面白い。
実は、選挙結果の予想を外したとか当たったとかいうことよりも、われわれにも身近で、世界の注目する大きな問題で、興味深いトランプ旋風そのものを軽視し続けた失態のほうがはるかに大きいが、そのことには気づかないふりをしている。有名な識者たちも、思わわず、ぼろをだしてしまっているのがばればれ。それはネットで確認できるのだが、しかしネットの反応とてTV報道をなぞるものがほとんどだ。
alt-right(オルタナ右翼)とはようするに何なのか ワールド 最新記事 ニューズウィーク日本版 2016年9月5日
余談ですが、
ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること 単行本 – 2010/7/23
ニコラス・G・カー (著), 篠儀直子 (翻訳)
The Shallows: What the Internet Is Doing to Our Brains (英語) ペーパーバック – 2011/6/6
と、はなしがそれた。
==-話をもどす。
二・二六事件と青年将校 (敗者の日本史) 単行本 – 2014/7/22
(文春文庫) 文庫 – 2010/2/10 もあわせて読みたい。
雪が舞う帝都を震撼させた二・二六事件。蹶起した青年将校たちの“昭和維新”はなぜ失敗し、彼らは敗者とされたのか。計画から実行・鎮圧、後世の影響までを克明に再現。近代日本史上最大のクーデター事件の真実に迫る。
登録情報
単行本: 258ページ
出版社: 吉川弘文館 (2014/7/22)
言語: 日本語
発売日: 2014/7/22