↑ クサトベラ 右のアダンは、だいぶ落果していました。きのう撮影。
いづれも海岸を奄美らしく演出する代表的植物ですが、シルエットも棘とげとげしいアダンとは
対照的にまるみをおびたエッジになごみが感じられ、両者いいコンビです。
とげもなく浅緑の葉は内側に反り、葉軸もわずかにカールし、照葉のクサトベラはアダンのような荒々しさはなく人とも親和性が感じられます。おなじ過酷な環境なはずだのに。
まだ花が残っています。これは花びらが半分落ちてしまったのではなく、はじめから扇型の花冠が5裂した特徴的な花の形をしています。
まだ落花したばかりで、これから熟すと赤ではなく白くなるはずです。
====wikipedia クサトベラ(草海桐花、Scaevola taccada)はクサトベラ科の常緑低木。太平洋からインド洋にかけての熱帯・亜熱帯の海岸またはその近くに自生し、日本では薩南諸島以南の南西諸島と小笠原諸島に産する。クサトベラ科の中では分布域が広く、日本に自生する唯一種でもある(テリハクサトベラを変種または別種とすることもある)。