映画『侍』(さむらい)1965年(昭和40年)公開
原作:郡司次郎正の「侍ニッポン」
5度目の映画化。
「桜田門外の変」が題材。
場面の切り替えや、話の展開は小気味いいのだが、ネタばれしてしまうとストーリー全体の展開としては、冗長感は否めない。
それ以外に見どころを見出すべきか。1965年という時代も感じられる。長いセリフも多い。難しい漢語は字幕で助かる。
本で読んだ吉村 昭の『桜田門外ノ変』井伊大老襲撃現場の淡々とした緻密な描写では、
雪の中で音もなく静かに事が運ばれる、その静かさに感銘した記憶がある。あれは静かな方がいい。
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2011年01月13日 | 本と雑誌
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侍
監督 岡本喜八
脚本 橋本忍
製作 田中友幸
出演者 三船敏郎
新珠三千代
小林桂樹
伊藤雄之助
音楽 佐藤勝
撮影 村井博
編集 黒岩義民
配給 東宝
公開 日本の旗 1965年1月3日
上映時間 120分
製作国 日本の旗 日本