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『対談 中国を考える』 〈新装版〉 (文春文庫)

2013年06月25日 | 本と雑誌

この記事はかきかけです。

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『対談 中国を考える』
〈新装版〉 (文春文庫)

司馬 遼太郎 (著), 陳 舜臣  (著)

↑ 写真背景はPCモニタの日曜日の大浜海岸

====2階、6月の新着図書

30年あまりも前の対談ですが、書店の雑誌や新書では、中国についての本をよく目にする。奄美は中国にも近いので非常に興味深い箇所がいくつもあった。

取り急ぎメモしておくと、p102 西郷を理解する中国人 司馬「西郷には日本的でない部分が多い。西郷がいまでも人気があるのは、日本の武士道のもとじめみたいなところがあるからでしょう。P105

P109 ”薩摩人は中国人である”という奇説もかんがえられないことではない。wikipedia 島津家←惟宗氏(これむねうじ/し)は、「惟宗」を氏とする氏族。 平安時代に始まる氏族で、秦氏の子孫。島津氏などの祖先ともされる。

女性が前にでない薩摩の家族主義

p152 中国人と海

貝からの連想から 螺鈿細工→夜光貝  司馬「中国人ていうのは、古代に多くの発明をした民族なんだけど海に潜るということだけはやらなかったでしょう。

P154 陳「中国人からすれば、海は外国」 このくだりは、現在の尖閣諸島問題や中国潜水艦の領海侵犯問題などを考えると非常に興味深い。

読書メーター 対談 中国を考える (文春文庫 (105‐51))

amazon 内容紹介

予言の書!? 大家2人が論じつくした対決の原点

我々は中国を的確に理解しているのか? 長い歴史を踏まえ、中国人と日本人はどう付き合うべきかを思索した、まさに予言的対談。

amazon 内容(「BOOK」データベースより)

古来、日本と中国は密接な関係を保ってきた。だが現実には、中国人は日本にとって極めて判りにくい民族なのではないか。ぶつからないためには理解すること、理解するためには知ること―両国の歴史に造詣の深い二大家が、この隣人をどのように捉えるべきか、長い歴史を踏まえて深く思索する中国論・日本論。

登録情報

文庫: 253ページ
出版社: 文藝春秋; 新装版 (2013/3/8)
言語 日本語

発売日: 2013/3/8

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価格:¥ 560(税込)
発売日:2013-03-08

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
時季を得た著作ですね。 (鹿児島のタク)
2013-06-26 05:56:37
時季を得た著作ですね。

私は司馬遼太郎さんが好きですが,この陳舜臣さんは,大阪外国語学校(現大阪外大)の同級生か,先輩ー後輩でしたよね。

読んでみたい本です。ご紹介ありがとうございます。
返信する
鹿児島のタクさん、コメントありがとうございます。 (管理人)
2013-06-26 16:53:32
鹿児島のタクさん、コメントありがとうございます。

司馬遼太郎 ~翔ぶが如く(1990年(平成2年)
陳舜臣 ~琉球の風1993年

は大河ドラマつながりですがと、
中国つながりで鹿児島 沖縄を考えるのいいかもしれませんね。
返信する

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