最近録画してあったTV番組でみた。70年カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した青春映画の名作、といわれるのだが英語のせいか、いまひとつ共感できない。(歳のせいかも)
wikipedia『いちご白書』(いちごはくしょ、原題:The Strawberry Statement)は、アメリカ合衆国の作家、ジェームズ・クネン(英語版)による1969年のノンフィクションおよび、同書を原作にした1970年のアメリカ映画。
偶然だが、”世界サブカルチャー史 欲望の系譜”とかいう番組が寺山修司をフィチャーしているのを見た。いちご白書時代のころの話だ。
wikipedia1967年に寺山は「書を捨てよ、町へ出よう」(芳賀書店)という評論集を出版。その後、同年に旗揚げした演劇実験室「天井桟敷」の第7回公演(1968年)で「ハイティーン詩集 書を捨てよ町へ出よう」が演劇作品として発表された。
もうひとつこの映画で想起したのは、東大安田講堂事件
東大安田講堂事件は、全学共闘会議(全共闘)および新左翼の学生が東京大学本郷キャンパス安田講堂を占拠していた事件と、大学から依頼を受けた警視庁が約8500人もの機動隊を導入して1969年(昭和44年)1月18日から1月19日に封鎖解除を行った事件である。東大安田講堂攻防戦、東大安田講堂占拠事件ともいうwiki
それにおととしだかにネットフリック見た三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実。現在アマゾンプライムビデオでも配信されているようだ。三島由紀夫の学生たちに対する誠実な対応が際立つ。
時は1969年5月13日。東大駒場キャンパスの900番教室に、1000人を超える学生たちが集まり
自衛隊に決起を訴えた後に割腹自殺を遂げる1年半前のことだった。私の高校の卒業アルバムに決起をうったえる三島の写真がある。当時の学校の机の上に先輩か誰かが掘ったのか、「造反有理」とあったのを今も覚えている。
このブログ 映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』(2020年3月20日公開)108分
2021年11月08日 | 映画
もうひとつ思い出すのは「『いちご白書』をもう一度」。こちらも歌詞を改めて読んで観ると、辻褄がギクシャクする箇所がいくつか気になるのだが、むしろこちらのほうが気分的にはわかるような気がする。
wiki 『いちご白書』をもう一度」は、日本のフォーク・グループであるバンバンの楽曲。1975年8月1日に、同グループの5枚目のシングルとしてCBS・ソニーからリリースされた 作詞・作曲 荒井由実
以上はいずれも近い年代だが、それぞれ微妙な時代のずれが感じられる。そんな時代だったのか。
日米の時代差は思ったより小さい。