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映画『安宅家の人々』1952年 監督: 久松静児 船越英二  田中絹代 乙羽信子

2022年01月04日 | 映画

wikipedia『安宅家の人々』(あたかけのひとびと)は、吉屋信子の家族愛と夫婦愛、女同士の友情を描いた小説。1951年に『毎日新聞』に連載されて、翌1952年に大映で映画化された。2008年2月、コスモコンテンツよりDVDが発売された。

乙羽信子さんが初々しくてきれい。「次世代」を感じさせる若さと演技力。
安宅家の規模の大きい養豚場は知的障害をもつ長男が受け継いだ、その優しい夫・宗一(船越英二)を支えながら現場仕事も切り盛りする久仁子は(田中絹代)。その幸せは夫婦のもとへ事業に失敗した弟(譲二)がやってくる。乙羽信子は譲二の妻という役どころ。乙羽信子はすでに大女優のような演技力だった。

善人とそうではない人物がはっきり豚場しすぎている感もあるが、その分気持ちよく楽しめる。
セットから抜け出した映像の爽快感もある。久松静児監督作品の面白さが凝縮されているような。


監督: 久松静児
脚本: 水木洋子
原作: 吉屋信子
撮影: 高橋通夫
録音: 橋本国雄
音楽: 古関裕而
美術: 柴田篤二
照明: 伊藤幸夫

キャスト
船越英二
田中絹代
三橋達也
乙羽信子
三条美紀
山村聰
本間文子
菅邦彦
飛田喜佐夫
宮島健一


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