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キキョウラン(ユリ科)

2013年04月19日 | 植物

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花の構造は、中心に雌蕊、その外側に雄蕊、そしてそれらの外側に葉由来の花弁(花びら)があり、(花弁の集まりを花冠という)
そしてさらにその外側にやはり葉由来の萼(がく)が取り巻き、花全体を支えている。
花弁と萼はまとめて花被(かひ)と呼ばれる。

つまり、花をつくるもののうち,めしべ・おしべをつつんでいるものを 花被 ( かひ ) というが、

内側の花被すなわち 花弁を内花被,
外側の花被すなわち,萼(がく)に相当するものを外花被とよび、外花被、内花被のひとつひとつを、それぞれ外花被片、内花被片という。

キキョウランは、一見、6枚の花びらがあるように見えるが、本当は手前に見える3枚が内花被片、
奥の3枚が外花被片(萼が進化したもの)である点は、ユリ科のテッポウユリなどと同じである。

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花被は花柄(かへい)にくっつくように反り返る。

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これは、林縁部wood edgeのすこし木陰になるところにあるので海岸の直射日光のあたるところにあるものとは、花の色は薄い。


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