大相撲秋(東京)場所 12日目 goo 大相撲
東十10 旭南海6勝4敗2休○送り出し● 清瀬海5勝7敗 西十9
西幕12 薩摩響 4勝2敗○寄り切り ● 3勝3敗 北桜 西幕7
薩摩響 昭和61年5月生(平成17年3月初土俵) 力士情報 google
東幕14 佐田の富士4勝2敗●寄り切り○5勝1敗 里山 東幕22
里山、今日も大きい相手 以下、カイセツです。(以下はフィクションです)
ひじょうに里山らしい勝ち方だっと思うんですが、オジ山さんいかがですか?
そおですね、わたしはね、サトウさん、
はい、
勝負はね、立ち合いの前にあったと思うんですよね。
ほう、そういいますとお?
はい、
あ、VTRですね、
最後の仕切りのあとですね、はい、あ、ここですね、
ええ。
里山は、仕切り線より50センチほどうしろに立っていますね。
ええ、はい。
そして相手より先に腰をおろします。
はい、
佐田の富士が腰をおろすのを見て里山は、
はい
さらに足一つ分だけ、あとじさりします。
あ、なるほど、そうですね。
はい、その後も、体をゆすりながら、後ろにわずかに間合いを広げています。
はい、佐田の富士が仕切り線の上に手をついているのに対し、里山はだいぶ後ろについていますね。
そしてサトウさん
はい、
立ち合いですね。
ええ、立ち合いはどうなんでしょう、里山。
はい、佐田の富士の飛び出しに対し、里山が一瞬出遅れます。
あっ、そうですね、里山立ち遅れていますね、静止画でみるとですね。
はい、その瞬間、館内のフラッシュが2つ光りました。ここですね。
ああ、なるほお、これですね、はい。こちら側からと、向こう側に青く光っていますね。これは、どなたでしょう?
まあ、ええ、ですからこのカメラマンは、今日の一番の決定的瞬間をね、
図らずも、こお、写したと言っていいでしょうね。
ほお、それはまた、どういうことでしょう?
はい、これは、里山が相手の動きを見た、のですね、はい。
ほっほう、見ましたか。
そおなんですね。
はー、それでは、スローで見て行きましょう。
里山はね、立ち合い、踏み込んだ足を浮かすようにして、上体を深く沈めます。
はい、ここですね。三番相撲あたりから、この動き、見せてます、里山です。
はい、それで、佐田の富士の諸手突きは見事に空振りしていますね。
あ、そうですね。佐田の富士の武器は強烈の諸手突きですからね、ええ。
そればかりではありません。
ほう
上体が泳いでしまった佐田
あ、なるほど、そうですね、はい
佐田の富士の両手を跳ね除け、さらに前まわしを狙うだけの、余裕はあったねですね、里山は。
はい、なるほど、確かねそうですね。
ええ、ですからね、シオ味さん、立ち合い前の仕切り線での動きは、この間合いを計っていたのですね、里山ですね。
ほほう、なるほどお。微妙な間でもありますね。
はい、しかし、立ち合いが遅れても、
はい、
このくらいの機敏な身体能力がないとね、この体で幕の内へ行くのは難しいのです。
はーい、相手の動きを読むということも大切ですね
そおです、はい。
しかし、そのあとの佐田の富士の攻め、突っ張りから、のど輪は、ここは強烈でしたね。
そうですね、伸び盛りですからね佐田の富士。
はい、
しかし、シオ味さんね、あ、
はい、
ここで里山、上体を反らして、押し返しますね。
はい、ここは佐田の富士、あと一歩が出ませんでしたね。
ここが、里山、怪我で苦しんだ先場所までとの違いですね。
はい、
しかも、俵との間に距離を残していますからね。
ああ、なるほど、そおですね。
その後も、里山は、上体を沈めるようにして左右に回りこみながら、すぐに左の下手を取りましたね。
はい、この時、すでに館内から拍手が沸き起ります。これには、すこし驚きましたが。
ええ、はい、館内のお客さんもよく知っていらっしゃるのですね。
はい、よくご存知なんです。そのあとは、左下手をですね。結び目のところへのばして、さらに右で前まわしをとるね、里山、万全の体勢に落ちついてもっていきましたですね。
はい
そして、里山、十分に引き付けて出ます。
はい
左も殺された佐田の富士は、頭を付けられ、上体が立って、
ああ、そうですね
バランスを取ることも困難になり、右の上手も放してしまい、なにもできずに土俵をわりましたね。
ええ
里山、一年半ぶりといえるほど、会心の自分の相撲に体がついていっていたんじゃあないでしょうかね。
はい。
(このカイセツは、事実に基づいていますが、会話中の人物名は、架空のものです)
十三日目の幕下全勝、臥牙丸×十両星風、魁聖×六枚目で5-1 琉鵬はなかなか夢のある割りですね。
しかも長文だ!
これは嬉しい。
6勝なんて久しぶり。
こりゃオジ山さんも祝杯だ。
「なあ、さくらぁ」も久しぶり。
「しろゆきのやつ、全部読じまったのかねぇ」
「きっと、全文、読んだんだわ、しろゆきさん」
「そおかねえ、ごくろうだねえ」
「読んでくれるだけで、ありがたいと思わなきゃ、あんなもの・・・」
「なんだい、さくら、あんなものって」
うーむ
調子がでません。
つむぎ里さんの里は、甘いものの材料のサトウとジッキョウタントウのサトウさんにつながっておったのですね。ふふふふ
なるほどお。かいなをたぐられた感じです。(笑)
今回は気づくまで、半日ほど要しました。
うーむ、ついていかねば。座布団22枚。