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『風をつかまえた少年』 14歳だったぼくはたったひとりで風力発電をつくった 文藝春秋

2011年04月29日 | 本と雑誌

110429_book_wind_boy_2 風をつかまえた少年 The Boy Who Harnessed the Wind

14歳だったぼくはたったひとりで風力発電をつくった

ウィリアム・カムクワンバ (著), ブライアン・ミーラー (著),
池上 彰(解説) (その他), 田口 俊樹 (翻訳)

TVでも紹介され話題になった本と聞いただけで、マユツバで読む習性もどうかと思うのだが、図書館で借りるときはそのことは知らなかった。ふだんあまり読まない本を読もうと思って探した本だった。

「書店に行くのは、ある種の冒険である」とか「週一回書店に行く人は何かができる人だ」とかいうキャッチコピーを書店で見た記憶がある。

では図書館はどうだろうか。

この本はアフリカの最貧国の少年がNPOがつくった小さな図書室で出会ってその後の運命を決めることになったた一冊の本から生まれた本である。

魔術の支配する貧しい村の、学校にも通えなかった少年がたった一人で村人の白眼視に耐え、『風力発電』に成功する。

風力発電の話が本書の後半で出てくるまでは、主に村の貧しさの様子が語られる。

風車の話よりも、少年の(現在は23歳?)文才の方に驚いたが、やはりアメリカのジャーナリストとの共同執筆ということで納得。

考えてみると、このような少年は、つい最近まで日本にもいたのではないだろうか。(というか形を変え現在でも)

これだけ話題になると、それに付随したお金儲けをたくらむ大人が・・・。

ネットでよんだ書評はほとんどが好評だった。

↑ 著者ウィリアム・カムクワンバ 君の講演

amazon 内容紹介
学ぶことの本当の意味を教える感動の実話!

内容(「BOOK」データベースより)
アフリカの最貧国、マラウイを襲った食糧危機。食べていくために、学費が払えず、著者は中学校に行けなくなった。勉強をしたい。本が読みたい。NPOがつくった図書室に通うぼくが出会った一冊の本。『風力発電』。風車があれば、電気をつくれる。暗闇と空腹から解放される。―そしてマラウイでは、風は神様が与えてくれる数少ないもののひとつだ。

登録情報

380ページ
出版社: 文藝春秋 (2010/11/19)
言語 日本語, 日本語, 日本語

発売日: 2010/11/19
商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.8 cm

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発売日:2010-11-19
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
『何かの才能がある人は若くして開花する』 (つむぎ)
2011-04-30 01:01:03
『何かの才能がある人は若くして開花する』
つむぎ(箸)。。←これはハシですよ(笑)

こぉいうジョークが特技でございます。
大相撲は国技でございます。
中国は雑技でございます。

相撲チューケイまでに頭の回転をやわらかくして
取組を見ていなくても決まり手を見て想像で取り口の解説ができるように、頭の調整を島ス。

そして相撲に向けておやつの時間と量を調整し始めました。笑 ちょっとかごんまでおいしいものを食べすぎました。
返信する
つむぎさん、コメントありがとうございます。 (管理人)
2011-04-30 23:03:20
つむぎさん、コメントありがとうございます。

箸(はし) ウィ斬り真下。深いですね箸(はし)。 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

箸は、東アジア地域を中心に広く用いられる食器・道具の一種で、二本一対になった棒状のものを片手で持ち、ものを挟んで移動させるために用いる。多くの場合、皿などの器にある料理を掴んで別の皿や自分の口に持って行くために用いられ、食器の一種に位置づけられる。材質には各種の木、竹、金属、プラスチック、象牙等があり、口中を傷つけないように表面を丁寧に削るか、漆・合成樹脂などでコーティングしてある。

現代日本では食事中に食べ物を移動する目的で使用する食器として、フォーク・スプーンなどと並んで非常に広く用いられる。また、最近では宇宙飛行士が宇宙での食事の際に食べ物をしっかりと持つことができるので活用されている。

各国の食法と箸
上から、台湾・中国・チベット・インドシナ(ベトナム)・朝鮮半島匙箸・日本夫婦箸・日本の子供用箸・日本の割り箸世界の約3割の人が箸で、4割が手で、残り3割がナイフ・フォーク・スプーンで食事をしているとの統計があり、これは、食物の違いや調理法に起因するとする見方がある[一色八郎 『箸の文化史 世界の箸・日本の箸』 新装版, 御茶の水書房, 1998]

>取組を見ていなくても決まり手を見て想像で取り口の解説ができるように

(笑)そ、それは八百屋の長兵衛でも不可能ではゴザイマセンカ。

一度、実際に試みられたらすぐにお分かりになると思いますヨ。

カイセツだけで実況も兼ねるという、オジ山氏の高度な技のすごさも同時におわかりいただけると思います。
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