カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

摩訶不思議なネコヤナギ

2006年03月03日 | ★ 日々の呟き

女の子のいない我が家では、雛飾りをすることがないが、床掛けだけは、立ち雛に変えた。
これから1ヶ月4月3日まで床の間だけは、ひな祭り気分である。


大内人形のお雛様は友人の家に遊びに行った時写真に頂いていたのを、雛祭りに登場してもらった。
垂れ目ちゃんの女雛様の表情が可愛い。


「変わったネコヤナギを貰ったので見においでよ」とお誘いがあったので、「変わった」ということに興味を持ってお喋りついでに訪れたお宅にあったネコヤナギである。
活花用に、枝を矯めてこのような形にしたのだと思っていたら、そうではなく、全く自然のままだということなので、自然の神様のいたずらな工作だと感心した。
こんなカーブが自然に出来るものなのだろうかと、何度も念を押したが、持ってきてくれた人の敷地にこのようになっていたのが面白くて、喜んでもらえるだろうと、ここに持ってきたのだとのことだった。
しかも、花の咲いていないネコヤナギと同じ1本の木だという。
枝の色も違う木のようだし、花も咲いている。
摩訶不思議な、ネコヤナギである。

お雛祭りなので、仏様に桜餅をお供えする前にUP・塩漬けの桜の葉に包まれた「道明寺」の淡いピンクは、山桜の色だといえよう

真蘭さんのコメントで、石化柳ではないかと教えて下さったので、調べてみた。
『■ ヤナギ科 日本原産の栽培される落葉小潅木。オノエヤナギの枝が成長過程の突然変異により石化したといわれる。』という記述を見つけた。
突然変異のなせる技で、摩訶不思議が解決。
真蘭さん有り難うございました。(3月4日・追記)  

コメント (16)
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