
夜、娘に電話をすると、「お兄ちゃんの時も、両親や、じいちゃん、ばあちゃんも、来てたよ」とのこと。
急遽、孫からの招待を承知して、月曜日の夕方から大阪に行った。

中学校の卒業式は、自分が卒業して以来の事である。
式場の保護者席に娘と一緒に着くと、なるほど、母親だけでなく父親や、祖父母らしい人も見かける。

式場の周りには紅白の幕を廻らし厳かな雰囲気である。


校長と担任の先生を先頭に、卒業生の入場。保護者や来賓の拍手で迎えられる。
卒業証書の授与の順も、男女の区別なく名列順である。
いつの頃からなのだろうとふと思う。
校長先生の、卒業生に送る言葉で「地道に努力をし、感性を磨くこと、青春は時期ではなく心の在り方だと思う。生涯青春であって欲しい。理想を失った時情熱を失った時に老いが来る。夢を持って大きく人生を踏み出して欲しい」
そういう趣旨の話をされたが、現在自分にも言い聞かされているような気がしながら、聞いていた。

卒業生代表の答辞の女生徒が、淡々とした調子で思い出を辿り、感謝の言葉を述べていたが、最後に、
「どんな時でも、皆支えあってきたね。だから頑張れたね、皆に会えてよかった。いい学年だったね。皆、有り難う」と泣きながら、卒業生に呼びかけた時には、感激したし、そんな仲間と一緒だった孫は幸せだと思った。
卒業生の歌にもまた感激した。
「3月9日」藤巻亮太作詞・レミオロメンが歌う歌を、混声三部合唱で、歌った。
詩の内容も旅立ちの歌として、素晴らしいと思ったが、卒業生の歌声とハーモニーの美しさに心打たれた。
このハーモニーこそ、『いい学年だったね』を象徴していると思った。
アルトを歌った孫に、帰ってから、今日の卒業式の招待を心から嬉しかったと話した。