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カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

ムカゴご飯

2006年10月05日 | ★食の楽しみ

西吉野の知人の家に行った時、ムカゴを貰った。

「これ、どのようにして食べるの」
「一番簡単なのは、油でいためて、味塩を振って、レモンの絞り汁をかけるの。家ではよく作るよ」

作って見ようかなぁ・・・そんな気になった。

「こんなの栽培してるの?」

「いいや、この近くの山に自然に生えているんや。見に 行こうか」




家を出ると車1台が通れる道になっている。

右側が土手であるが、左は谷になっていて、谷の方は、したから伸びている木が道路に被さるようになってきている。

土手の草刈はしてあるが、谷の方は自然のままだ。




ムカゴは、長芋が成長していく過程で、蔓の途中の葉の付け根に出来る球芽であることを教えてくれた。

なるほどハート型の葉の付け根に小さい黒っぽい実のようなものが付いている。

自然の恵みそのものである。

もう何年か前に同窓会旅行で、中国地方に行った時、途中の道の駅でムカゴを買った人がいたのを思い出した。
それを宿の人に頼んで、夕食のご飯を特別に作ってもらったことがあるのだ。
鄙びた温泉宿だからこその計らいだと、皆感動したものだった。


ムカゴご飯に挑戦した。
ネットでレシピを検索した。

ムカゴご飯の炊き方レシピ

ムカゴ70g、塩少々、米360g、日本酒少々、水400cc

一 米をよく水洗いした後、30分程度浸水させておく。
二 ムカゴはよく水洗いした後、火にかける直前に釜に入れる。
三 出来上がりの重量に対して0.5%の塩と日本酒少々を加え、最初に強火で、
  後は普通の通りに炊き充分に蒸す。
四 よい風味を出すには、浸漬する際に切り目を入れた昆布を一緒に漬け込むとよい。
  また、人参、鶏肉を加え、味付けも醤油、塩、化学調味料を加えれば一段と
  おいしさが増し、味、栄養ボリューム共に満点の炊き込みご飯となります


私流にアレンジする。
お酒がないので、ワインを大匙1杯。味付けは、椎茸昆布の佃煮(冷蔵庫のあり合わせ)
それ以外には何も入れなかったが、自分だけのご飯だからと納得する。

ムカゴも適当に入れたのでまだ残っている。
美味しいご飯が出来て大満足。
信楽で買ってきたお茶碗に、入れたご飯をゆっくり味わった。

もう一度今度はレシピどうりにやってみようかと思っている。

コメント (15)
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