
高畑の奈良市写真美術館に行った。
ここでは、11月12日まで「日本の心」をテーマに、相田みつを・入江泰吉の「書と写真の世界」展が開催されている。
白い塀に囲まれた美術館の中の庭の緑の芝生とテラスに水のある眺めは、和みを与えてくれる。
そんな外を見ながら先にコーヒータイムをとってから、地下の展示場に行く。
展示場は撮影禁止なので、關内の写真だけ7枚のGIFアニメにした。
詩人であり書家である相田みつをの、人間に対する深い愛情のある言葉には、日頃から傾倒していたが、ここでじかに触れることに大きな感動を覚えた。
さらに、奈良・大和路の四季や仏像の入江泰吉の写真という偉大な芸術家の作品が、相田みつをの言葉とあいまって、深い感銘を受けた。
「あなたの顔を
みていると
こころの中の
波がしずまる」
と書かれた書と、入江泰吉の東大寺法華堂の月光菩薩の写真はパンフレットにも掲載されているが、「わたしの月光菩薩」という相田みつをの長い詩の作品が凝縮された言葉だと理解することも私にとって大きな発見でもあった。
書も、写真も、全てが感動であった。
期間内にもう一度訪れたい気持ちを持っている。


毎日語りかけてくれる言葉を大切に過ごしていこう。
