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カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

春の嵐の翌日 わが町の枝垂桜探訪  

2012年04月05日 | ☆ ふるさと・大和
 

岡の八幡さん
地元の人たちはそう呼んでいる。
新しい時代の魁となった、天誅組の志士たちが、この八幡さんに結集して、行動を起こした歴史に残る神社である。




いつ終わりが来るのか、分からないような激しい風雨に、じっと耐えて1人でいると、怖がり屋の私の心臓の音が、高まって苦しくなってくるような春の嵐の夜が明けた。
あの嵐に町の枝垂桜はどうなっているのだろうと、冬に戻ったように冷たい風の吹く町へ出た。

鳥居に掛かるソメイヨシノはまだ蕾が硬い。

 

 

ソメイヨシノの白い花が咲き始めるよりずっと早く、枝垂桜が花をほころばせる。
ほころびかけた所に、あの猛烈な風雨だったので心配したが、花はしっかりと枝に掴まってあの嵐をやり過ごしたのだ。
枝先の花は咲いているが、全体的には三部咲きほどだろう。

晴れた空が広がってきたので、引き続き五條市新町通りの中ほどにある、「町並み伝承館」に車を走らせた。
東浄川が吉野川に合流している地点にある。
この小さい川を遡ると、私の生家のあった場所で、懐かしい。

町並み伝承館
デジブック 『わが町の枝垂桜』





コメント (4)
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