カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

続 わが町の枝垂れざくら 探訪 

2012年04月06日 | ☆ ふるさと・大和


南朝三帝(後村上、長慶、後亀山天皇)ゆかりの賀名生皇居跡の堀家の枝垂桜は、今ほころびかけたばかりだった。
今年は梅の花の開花も遅れたので、堀家の後方の梅林も満開状態で、梅と、桜の共生する季節となった。
4月4日の撮影だから、今日当たりもっと枝垂れが、色を増して賀名生の里を飾っていることだろう。

この扁額は、幕末に天誅組の吉村寅太郎(土佐脱藩)が書いたものである。
レプリカであるが、本物は大切に保存されている。






この賀名生の里に来るたびに、「堀家住宅が六百年以上前、南朝の行宮であったのだ」といった思いで感慨深く眺める。
足利尊氏に京の都を追われ吉野へ向かう後醍醐天皇を手厚くもてなした「堀孫太郎信増」の邸宅はその後、後村上、長慶、後亀山天皇の皇居として南朝の歴史と共に、現在も堀家の子孫の方の住宅としてお住まいになっている。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする