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お城の桜まつりは15日までとなっていますので、お祭りは終わったのでしょう。
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「桜名所百選の地」の銘盤がここでも見ました。
先日和歌山県の根来寺で見て来たばかりです。
他の98の桜の名所も調べてみたくなりました。
近県であれば桜の時期に訪れたい気持ちが湧いてきました。
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桜は散り始めていましたが、散策道にも、お堀にも石畳にも、美しい散り花の風情を見せてくれています。
といっても、まだまだ花一杯の石垣の装いなど、本当に綺麗でした。
こんなに綺麗な桜の名所を、電車の窓からしか見ていなかったのが、勿体無いとつくづく思います。
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お城の桜を見ながら、一番印象的だったのは、この大きなお数珠です。
お数珠に囲まれている石垣をよく見ますと、石垣用の石に混じって、お地蔵様や石仏まで石垣を支えているではありませんか。
高取城でも見たような記憶があります。
お城の石垣積みには、庶民のささやかな信仰さえも、捧げなければならなかった時代だったのでしょうね。
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石垣を取り巻くお数珠の説明が、書かれています。
心ある人たちによって、供養のためにこのような大数珠を作ったのだとわかりました。
時代の動きで仕方なかったことを、長い時間の流れの後に祈りの気持ちをこうして表したのが何か、今救いのようでほっとしています。
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手前の茶色いのが近鉄電車の線路です。
この線路を走る電車の窓からこんな美しい景色が一瞬に見えていたのです。
この日、一番美しいと思ったのは、この場所からの桜でした。
来年また観桜に来たい場所が一つ増えました。