写真展の招待状を頂いたので、大阪市立美術館へ行ってきました。
三軌会の展覧会に行くのは今年で3回目です。一昨年は京都市立美術館へ行き、昨年は今年と同じ大阪市立美術館の方へ行きました。
レベルの高い作品の鑑賞は、沢山の感動を頂くことができました。会場は撮影禁止でしたので、印象に残った作品はしっかり心のカメラに収めてきました。
天王寺公園の庭園も綺麗に刈り込みされて、これから訪れる気候のいい季節には、散策するのも気持ちがいいだろうなぁと思います。
慶沢園の白く長い塀に沿って歩きます。天王寺駅あたりの騒音から、全く隔絶されています。
慶沢園の前に来て、がっくりしました。展覧会の次に楽しみにしていた庭園の散策は、工事中のため閉館中だったのです。
リニューアルした時、また訪れるのを楽しみにしたいと思います。
お昼には少し早かったのですが、ここで休憩して軽食でお腹を満たしてから、会場に行くことにしました。落ち着いたレトロな雰囲気のレストランは、美術館から出てきた人が、ほっと一息つけるいい雰囲気です。
右の奥が写真部の展示室です。
美術館から出て新世界方面を眺めました。この辺りも美しく整備されて、通天閣が曇り空に悠然として大阪の象徴らしさを見せています。
天王寺界隈のビルを見下ろすようにひときわ高い展望塔に、登ってみようとは思わないのですが、まぁ見て楽しんでいるのが今の私です。
展覧会を見た後、昨年のように慶沢園の庭園をゆっくり散策しながら、池に映り込むあべのハルカスを写真にと、昨年は未完成だったのを来年は完成したのっぽのビルを、写して来ようと思っていたのです。
工事中で慶沢園は閉園でしたので、せめて天王寺公園の庭園の池に映り込んでいたのを見つけて撮ってきました。
風があってさざ波が立っていたので、それらしいシルエットになってしまいました。
今にも雨が降ってきそうな日でしたので、降らない間に家に着きたいと、街歩きもせず公園の中をゆっくり歩いて駅へ戻りました。
「いい作品」を観る機会は、何かしら満ち足りた気分にしてくれました。 4196