九品寺にお参りした時に必ず目にし、じっくり味わって「今日1日頂いた命」の歌が伝えてくれることに感謝することを思い起こさせてくれます。
本堂の右から裏山の千体仏への道筋に、このような数首の短歌が掲げられています。
九品寺山門
右の生け垣のっ囲まれたところは、ミニ霊場の石仏が静かにたたずんでお詣りの人を、迎えてくださいます。
山門から本堂への参詣道。ツツジの刈込が綺麗です。ツツジの頃は華やぎの空間となります。
本堂への石段。膝の痛みをこらえながらゆっくりと上りました。
途中左側には、慈母地蔵尊、沢山の小さい石仏に囲まれて優しい目で、手を合わす私を守って下さるようです。今はただ、一言さんにお願いしたことと同じ祈願の手を合わせました。
どこにお参りしてもきっと春の訪れの頃まではひたすら同じお祈りを続けることでしょう。
ほかの歌もみんな好きですが、自分に言い聞かせてこれからも生きさせてもらいたいと思います。
秋の兆しが木々の重なりの向こうに透けるように紅葉が見られます。移り行く季節が目に見えるこの時期の楓はいい色合いです。
萩の花がこぼれ咲く、境内からの水路の縁に自然のままにさいています。
石仏の横の石の道しるべは「葛城の道」です。最近この道しるべに沿って葛城古道を訪れる人が多いそうです。
歩くのにはいい季節です。
萩に続いて秋の七草のひとつすすきがあるかなしかの風にも歩を揺らしています。
大和平野を見下ろす高台だからこそここに立って秋を感じるときは、つくづく秋を気持ちの中に取り込むことができます。
先程九品寺さんで見てきた、伊藤左千夫の歌を噛み締めています。
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