「 裁判所の桜」
この近くで生まれ、嫁ぐまで過ごしたので、この長屋門の桜のことを、「裁判所の桜」と呼んでいました。
長屋門も含めて広い敷地が、奈良地方裁判所 五條支部・ 奈良家庭裁判所 五條支部・ 五條簡易裁判所と
なっていますので、子供の頃はそのように言って、長屋門の前の広場が、いい遊び場になっていました。
その長屋門が今は、天誅組の変のあった場所から、移築されて、今では天誅組の資料館になっています。
国鉄時代和歌山線を走っていた汽車の、機関車部分がここに置かれて、北側に線路の見える場所で
今は、懐かしい存在として、この機関車が走っていた頃を、ここに来ると偲ぶことができます。
長屋門前の紅枝垂れが、満開で芝生では、お弁当を開いているグループもあります。
長屋門
天誅組・150年の記念の碑
どの桜の木も満開で、とても綺麗です。
国道24号に沿ったところに広い駐車場を作ってくれていますので、気軽に駐車できます。
駐車場から長屋門に歩いて行く時に、石垣と白壁続く散策道があります。
桜と一緒に撮っているのは長屋門の南の端です。
散策道の南側にも桜があり、長屋門前の桜と相まって、桜のトンネルのような場所もあります。
古木になった桜が枝を南に伸ばして、国道からも綺麗に見えます。
この辺りが桜のトンネルでしょうね。
この日、知り合いのご夫婦と出会って、長い立ち話をしました。
花の間は、毎日歩いているのですよとのことで、ほんとにいい散歩道。
近くだと、毎日でも歩きたいなぁと思いました。