先週この大川橋を渡った時、河川敷に鯉のぼりの姿が見えました。
もうそんな時期なのかと、そのうちに行ってみようと思っていました。
5月の声を聞くまでに、吉野川に添って立てた棒に、鯉のぼりが泳ぐ風景は、晩春から初夏にかけての
この町の風物詩となっています。
川の対岸は野原町です。
鯉のぼりは、五條側の河川敷に立っています。
河川敷に駐車場があるので、楽に来ることができます。
写真に写っているのは、古い町並みの続く新町通りの家屋の裏になります。
庭の桜がまだ満開で抜きんでているのが、印象的です。
その桜より未だ西の方には、こんなに華やかな桜も見えました。
10時過ぎにここに着いた時には、鯉のぼりは、みんなだらんとぶら下がっているような感じでした。
風を待ちながら、鯉のぼりの下をブラリブラリと歩いていました。
「来た!きた!風が来ました。
大川橋の西の方から吹き始めました。
向こうの鯉のぼりは、乱舞を始めているようです。
一斉に風を含んだ鯉のぼりは、青空を渡る清々しい風をお腹いっぱいに、さぞいい気持ちになっていることでしょう。
ぱたりと風が止むと、こんなふうにだらりとなってしまいます。
大川橋から川上の方を見ると、ずっとずっと向こうまで、鯉がメダカになったように
小さく泳いでいるのが面白い。
こいのぼり
やね より たかい こいのぼり おおきい まごい は おとうさま
ちいさい ひごいは こどもだち おもしろそう に およいでる
やね よりたかい こいのぼり おおきい ひごいは おかあさん
ちいさい まごいは こどもたち おもしろそうに およいでる
鯉のぼりの歌は2つありますが、こちらの方が今もみんな歌えるのでしょうね。