「五條にも有名な版画家がいらっしゃいます。小和町に住んでおられる「山口裕文」先生です。
主に奈良県内の街並み、風景を版画にし、自宅はまるで小さな美術館です。」
「版画家山口裕文」で検索したらこのような説明に行き当たった。
この日も先生の素晴らしい作品が出店されていた。昨年ははがき大の作品を何点か購入し、ふるさとを出ている友人に送って喜ばれた。
高校時代の友人と先日会った時、「今ステンドグラスを習ってるの」と聞いたばかりだった。
その友人が、何人かの仲間たちと出店していた。やはり一年がかりで創っていくのだという。
きっとその時間を楽しく輝いて生きているのだろう。
和装小物のような手作りの店を見つけた。
和服の反物の残り切れで作った可愛い温かみのある品々が並んでいる。
毎年出店数が増え、市内はもとより県内や県外に出店者も多い。
マットを数多く一人で買ってくれる伊賀上野の人も、出店の定連さんである。
彼女は、老人施設を訪問する時に、座布団マットをお土産にしているのだそうだ。
出店していなければ、端から端まで見て歩きたいがといつも思う。きっと、面白いものを見ることが出来るだろうにと・・・