カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

トリムコースを歩く

2006年07月26日 | ★ 日々の呟き


上野(こうずけ)運動公園の緑に塗られたウォーキングロードを歩く。
前を行く友人は、2ヶ月くらい前から、ここを歩いているとの事で、私は、このコースに沿って歩くのは初めてだった。



トリム運動に付いて調べて見ると、
「健康・体力づくりの推進運動。心身のバランスの調整や回復を目的として、各人が手軽なスポーツを継続して実行しようというもの。」
こう記されていた。
わが市でも、市民の健康づくりの場として、運動公園にこのようなコースのあることが嬉しい。



1週1000mで、100m毎に路面と路側に表示がある。
この桜並木は、花の頃美しいだろうと思う。



桜並木に入って暫くすると、200mの表示がある。
友人の話によると、早朝は、ジョギングをする人や、ウォーキングをする人が沢山利用しているらしい。
駐車場の開くのを待って、出掛けてもすでに、何人かが運動をしているとの事である。



700mくらいの所に「待乳の森」の碑を見た。
「真土」とも「待乳」とも書くが「まつち峠」が和歌山県との境にある。

あさもよし 紀人羨(きびととも)しも 亦打山(まつちやま)行き来と見らむ 紀人羨しも  (巻1-55)万葉集にも詠われている。



この日は、最初だったので、1周で切り上げた。
暫く来ないうちに、公園の花たちが様変わりしているのが面白く、ウォーキングは切り上げたものの公園内を隅々まで歩いた。
これからは、計画的に少しずつ距離を増やしていこうと思っている。

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かのこまだら・鹿の子斑

2006年07月25日 | ☆ ふるさと・大和




「今の時期、鹿の子斑が一番綺麗ですね。」
隣のベンチに座っていた若いお母さんから声をかけられた。
ベビーカーを傍に置いて、2歳位の坊やを連れたご夫婦である。
お父さんは坊やと鹿をカメラで追っている。
お母さんはそれをにこやかに眺めていた。
写真を撮り終えた私に話して、目は、前の芝生に座り込んだ鹿を見つめている。
「鹿の子斑」「かのこまだら」こんな若いお母さんから出たのがなんとなく嬉しくて、坊やとお父さんが戻って来るまで、奈良の町の行事などについて話した。
戻ってきた坊やは、鹿が大好きで、人見知りのしないいい笑顔を私に贈ってくれた。
いいご家族だなぁ。

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芝刈り機は いらないよ!

2006年07月24日 | ☆ ふるさと・大和
鹿



興福寺五重塔九輪を空に

梅雨の晴れ間のたった1日、部屋の風通し、洗濯,掃除を終えると、午後1時を回っていた。
「晴れの日は今日しかない」
思い立って、奈良まで車を走らせた。
山麓線、橿原バイパス、京奈和自動車道を経由して郡山まで、かなり時間短縮である。
次第に便利になる交通網が嬉しい。
駐車場に車を入れて奈良公園を散策する。
興福寺の五重塔の相輪、水煙が逆光の中にシルエットとして見える場所のベンチに腰掛けて休憩する。
疲れは殆どない。



緑の芝生が、鮮やかだ。
鹿たちが草を食む。
春日大社辺りや、大仏殿の参道の鹿のように、観光客に頭を下げない鹿本来の姿を見る。
雨に潤った後の水分の多い草を一斉に食べている。



奈良公園には、芝刈り機がいらない。
いじらしいほど一生懸命に草を食べる。
無心に食べる。
時々、ポロッと落とす黒い糞が草の肥料となって自然に草を育てる。
ここでは、農薬も化学肥料も芝刈り機も必要ない。
鹿が緑を育て、緑は鹿を育てる自然の輪廻がある。



「ハイ、回れ右」
言ったかどうか知らないけれど、一斉に方向を変えてお尻をこちらに向けて前進しながら草を食べる。
これは、なかなかユーモラスで、座ったベンチから、彼らの行動を飽きることなく眺める。
向こうのお父さんに抱っこしてもらっている女の子がひどく大きな泣き声をあげた。
今まで向こうに進んでいた鹿が一斉に団体で自分に向かってきたと勘違いをしたようだ。
もうお父さんからしがみついて離れない。
鹿は、われ関せずと草を食べることに熱中している。
お腹が大きくなったのか、疲れたのかしら、子鹿が1匹座り込んでしまった。



「右向け右」
また方向を変える。
きっとリーダーがいるのだろう。
列を作って草食べ移動する鹿たちを見たのは、ここでの学生生活の頃も含めて始めての事だった。
鹿にとっては、梅雨の晴れ間の日常行動だろうが、こんな風にゆとりを持って鹿を眺めなかった、私のライフスタイルの結果だろう。
のんびりは良い。
ゆっくりは、なお良い。





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日帰り温泉一乃湯

2006年07月23日 | ★ 日々の呟き


 

ワールド牧場温泉・一乃湯

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泉質と効能4番目の効能に期待

脱衣場・貸切状態はあり難い

誰も入っていないので岩風呂風温泉内を撮る・ドアを開けた途端レンズが曇って慌てて引き返した

化粧室もゆったりしている・先ほどまでいた3人グループの人達もお化粧完了したらしい

ゆっくり温まって、お風呂上りにビールを1杯といいたいところが下戸は甘いものに限る。氷の上に載ったわらび餅とアイスクリームは実に美味しい。竹の器に趣がある

大きい湯船の温泉に入りたい。良くなるにつれてずっとそう思い続けていたのが実現した。人が沢山の日帰り温泉は落ち着かないがここは、時間を考えて行くとノンビリゆったり温泉を楽しめる。
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画像にポイントしますと画像の動きが止まります

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サクランボ農園の誠意

2006年07月22日 | ★ 日々の呟き

「忙しくて、毎日ブログを見れないから、見れる時にかためて見てるの」
岐阜の友人から電話が久しぶりにあった時の事である。
「サクランボの写真を見て、<あれ!これは、私が送ったのと違うわ>そう思って、ブログの写真をプリントして、農園に問い合わせたのよ。そしたら、<確かに違っています。もうサクランボの季節が終わったので、向うさんに何かお送りしましょう>って言う返事があったから、あなたの所に、何か送ってきたら受け取ってね」

ヘルペスですぐ記事にする意欲もなくとにかく写真だけは撮って、美味しくて嬉しい事を、電話でお礼をすぐに言ったものの、記事は後になってしまったので、友人の目に触れた頃はサクランボの季節は過ぎていた。

「しんどい時、とても美味しかったよ。甘かったよ。新鮮で、こちらでは口にはいらい美味しいものだったよ」
「でもね、私が選んだのと違うから・・・」

そんなやり取りがあってから、かなり日の経った一昨日、信州U農園から宅急便が届いた。


友人が、信州U農園に問い合わせた、私のブログのプリントの余白には、経営者Uさんの誠意の篭ったお便りが書かれてあるのが添えられていた。
それと、友人が依頼した商品は、本来こんな状態ですという、Uさんのサクランボの写真も添えられていた。

観光農園の忙しい時、きっと何かの間違いで、発送先が入れ替わったのかもしれないだろうけれど、一見のお客さんを、大切にする、U農園の方の誠意を運んできてくれた、桃のジューシーな甘さを味わわせていただいた。

お世話を掛け、気を遣ってくださった友人には、申し訳ない気持ちでいっぱいだし、それに誠意を持って応えてくれたU農園の対応にも感動している。
これからも、きっと、美味しい果物育てを心を込めてされていくだろうと、農園の発展を祈念しながら~~~

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