少し前の朝のことだった。
天気予報はお日様マークだったのに、なんだか部屋の中が暗い朝だった。
雨戸を開けると、濃霧で視界が10mくらいだろうか。
こんな日はいいお天気が期待できるが、洗濯物を干す時間が気にかかかる。
今干したらたとえ軒の下であっても、水分をよけいに含んでしまう。
朝の仕事の段取りを変えて、台所の片付けや掃除を済ませたことやっと霧が晴れた。
川向こうの西吉野町の山峡に霧の名残がたなびいていて、静かな美しさ見える。
直ぐ裏の田圃は、今年も放置田で、雑草さえ刈っていない。
働き手を無くした農家の田は、夏の間むさくるしい状態だったが、今は枯れ草色に落ち着いている。
セイタカアワダチソウが、蔓延しなくてよかった。
他の草は枯れてもこの花だけが黄色く存在を主張しているようだ。
太陽が雲の間から顔を覗かせると、放置田のエノコログサの穂花が、きらきらと光って綺麗だ。
手入れされないままになってしまった田圃にも、こんないいところがあると認めてやらないと気の毒なような気がする。
天気予報はお日様マークだったのに、なんだか部屋の中が暗い朝だった。
雨戸を開けると、濃霧で視界が10mくらいだろうか。
こんな日はいいお天気が期待できるが、洗濯物を干す時間が気にかかかる。
今干したらたとえ軒の下であっても、水分をよけいに含んでしまう。
朝の仕事の段取りを変えて、台所の片付けや掃除を済ませたことやっと霧が晴れた。
川向こうの西吉野町の山峡に霧の名残がたなびいていて、静かな美しさ見える。
直ぐ裏の田圃は、今年も放置田で、雑草さえ刈っていない。
働き手を無くした農家の田は、夏の間むさくるしい状態だったが、今は枯れ草色に落ち着いている。
セイタカアワダチソウが、蔓延しなくてよかった。
他の草は枯れてもこの花だけが黄色く存在を主張しているようだ。
太陽が雲の間から顔を覗かせると、放置田のエノコログサの穂花が、きらきらと光って綺麗だ。
手入れされないままになってしまった田圃にも、こんないいところがあると認めてやらないと気の毒なような気がする。