カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

博物館庭園 優雅なお茶席

2011年11月10日 | ☆ ふるさと・大和







宝物の鑑賞を終えて、一階に降り、庭園に出ると人垣から開放された広々とした空間に、ほっとしたような気分で
美しい庭園に見とれる。
池の対岸がお茶席になっていて、そんなところで優雅にお抹茶を頂く人を、こちらから見ているのもまたいいものである。

拙い短歌二首

鯉泳ぐ 水面(みなも)のさらに 深く澄む 青空に櫨 受け止めており

蓮池に 秋を浮かべて 東屋に 天平人の 幻のあり

 10128歩
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薬膳弁当

2011年11月09日 | ちょっとおでかけ


正倉院展は開催期間が短いので、毎年入館するまでかなり長い時間が掛かる。
昨年は、平城遷都記念祭開催の年であったせいか、最大の待ち時間だったと記憶している。
それで、今年はできるだけ待ち時間の少なくなってくる頃に入館しようと、出発の時刻を遅らせた。

一つうまくいけそうになれば、別な問題が起こってくるのを忘れていた。
博物館に近い県営の駐車場が満車だった。
ここが駄目なら高畑の駐車場へ行こうと決めていたので、結局県庁を一回りして高畑の民間駐車場へ車を置いた。
少々博物館と離れていても、奈良公園の中を通って会場に行くので、紅葉を楽しみ、鹿を眺めることが気分をうきうきさせてくれる。


正倉院展に行ったときには、博物館横のテント食堂でお弁当を買って食べることにしている。
それも、薬膳弁当と決めている。
先に入館してゆっくり鑑賞してくると、このお弁当が売切れてしまっていることがあったのを思い出して、食事の時間には早かったが、テーブルも椅子も空きがあったので、先に食事をすることにした。





薬膳弁当に添えてある「薬譜」を見ながら、友達と食材とおもな効能など、話し合いながらのお食事も楽しかった。
ゆっくりお弁当の時間を取っているうちに、「待ち時間30分」というプラカードが最後尾になったのを見て、行列に並んだ。
食事は済ませているし、気楽な気持ちで読売新聞の特別号を読んだり、頭上の宝物を映し出しているビデオを観たりしているうちに、お待ちかねの入館をすることができた。

     

10058歩
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天平の煌めき

2011年11月08日 | ☆ ふるさと・大和

奈良公園のナンキンハゼは緑の芝生の上で、秋の煌めきを見せている。


今奈良国立博物館では、第63回正倉院展が開かれている。
今年は宝物62点が展示されている。


天平の時代の宝物に、人垣の中にいながら、天平の煌めきに誘われていくような貴重なひと時を過ごすことができた。

 16014歩

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彩雲

2011年11月07日 | ★ 日々の呟き

夕方4時少し過ぎた頃だった。
農免道路を我が家に向かって車を走らせていた。
もうすぐ家という時の事だった。
太陽は左の方にあったのだが、太陽の位置から少し北よりの空に、「あれっ!」と思わず声出た空の不思議が目に入った。


カメラは家においてあるので大急ぎで我が家に車を入れた。
いつもならバックで入って発進しやすいように駐車するのだが、そんな悠長なことをしていると気まぐれな空は変わってしまう。
彩雲だ。
まるでそこに太陽の光があるかのようなはっきりとした彩雲が見られた。


この現象は、日光が雲に含まれる水滴で回折し、その度合いが光の波長によって違うために生ずるもので、大気光象の1つである。巻積雲や高積雲、風で千切られた積雲などに見えることが多い「ウィキペディア」より。



もうずいぶん前のことだが、彩雲を見てカメラに収めブログの記事にしたような気がするが、あれはブログを始める前のことだったのかもしれない。

この彩雲は10分もしないうちに消えてしまった。
虹だともっと長い時間見ることができるのに、あっという間の夕空のショーだった。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GNP を目指して 同窓会の話題

2011年11月06日 | ★ 日々の呟き


丁度60年前にクラス担任だった先生を囲んで、今日は同窓会を開いた。
この会は大体2~3年の間隔で、呼びかけてくれる人があって、集まって楽しいときを過ごしている。
時には横浜からの出席者もあったが、歳を重ねるにつれ遠方の友人の参加は少なくなってきている。

話題の中身も年齢にふさわしい健康についてのことが多くなってきた。

GNPを目指して生きていくと言うことに花が咲いた。

Gは、元気のG
Nは、長生きのN
Pは、ポックリのP

「P」 が一番難しいと言うのが結論で、これは神仏の領域だからどうすることもできないけれど、最大の願いであることは事実だ。

またこんなこんなことを話してくれる人もいた。
経営コンサルタントで数多くの成功している人を見ていると、大きく分けて二つのパターンがあるそうだ。

一つは「ご先祖さんを敬い大切にしている人」
もう一つは、「たなぼたしきの運で、ピンチをチャンスに変えていく人」
このたなぼたしきの人でも、ぼたもちが何処にあるのか見極める力とかセンスを持ち合わせていることが、成功への道筋だとのことである。

中学時代の思い出話にも花が咲いたが、いろんな話題が次々飛び出す同窓会だった。

高齢のM先生が終わりに「もう一度みんなと出会えるこの会をもって欲しい。」と仰った。
週3回単車で対岸の畑に行き、野菜つくりに精を出していらっしゃる先生との出会いを、みんなしっかりと受け止めて再会を誓い合った。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする