カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

この冬最初の冠雪 

2013年11月14日 | ☆季節

 

今朝の冷え込みはこの冬一番だと、高野山の最低気温が冬日であったことをラジオが報じていた。

暫く見なかったような高く晴れ上がった空は、昨夜の冷え込みのお陰だと思い、部屋いっぱいに太陽の光が入るように、カーテンを開けた。 

 

 

5万人の森へ買い物に行った帰り、南の大台山脈の山々が冠雪しているのが見えた。

この冬初めての冠雪で、いよいよ冬到来を思う。

 

 

カメラを通してみると、冠雪しているのが分かりにくい。光の加減で、夕日を浴びると綺麗に見えるだろうが、その頃には空一面に雲が覆ってしまっていた。

 

  

少しずつ引き寄せてみた。

  

更に引き寄せると、冠雪しているのがよく分かった。

 

 

5万人の森から少し東に走って、赤い橋を渡り、山麓線とR24を結ぶ道路の端に停車して、南に広がる遠くの山並を見つめた。 赤い橋の後ろの山は金剛山である。金剛山から雲が立ち上って空に広がっていく。夜になると雨が降るとのことだから、その準備かもしれない。 お天気のいい日は、体調もよくカメラを持ち出す気力も出た日だった。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そんなに急がなくていいのに

2013年11月12日 | ☆季節

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

訪れたお寺の境内の木々には、まだ晩秋の名残に満ちているのに、昨日からの冬の訪れが、何かにせかされているようで切ない。

生前に母はお寺のバスツアーでここに訪れている。本堂の前に立って「南無阿弥陀仏」を唱えながら、母はどんなことをお願いしたのか、今はしっかりと分かるような気がする。

お願いどおりか母の信心が深かったのか、母はある朝朝食中に「ポックリと」旅立った。 

冷たい風の吹く冬の訪れは、今年はずいぶん早すぎる。

そんなに急がないで晩秋から初冬の季節の移り変わりを、もう少しゆっくりと、見させて欲しい。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竜田川の畔 ボツボツ歩き

2013年11月11日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

 ちはやぶる 神世も聞かず 竜田川  からくれなゐに 水くくるとは
                           (古今和歌集 在原業平)

 

                 嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり 

                                            (後拾遺和歌集 能因法師)

  

 

 

          

 

 

百人一首に興味を持ち始めたのは、中学から高校にかけてだったと記憶する。特に高校の先生の寮に、多くの同好の友達と冬休みに入ったら、行って練習と言うか遊びをさせてもらったのが、一番真剣に覚えた頃だった。

中でも速く覚えるようにしたのが、県内の地名の入った和歌だった。 斑鳩町の竜田川を詠んだ和歌は二首あって、どちらも速く覚えたものだった。

しかし、竜田川を車で通過しても、三室と言う地名のある標識を見ても、ただ通過するのみで、「竜田の川の錦」を目にすることもなかった。また「紅の竜田川」を、和歌と共に鑑賞する機会もなかった。

法隆寺方面へ行く時には必ず通過していて、一度はゆっくり歩いてみたい場所だと思うようになったのはごく最近である。

県内の紅葉情報を見ていると、「色付き始め」の段階のここ2~3日である。体調不良の今、「人・人・人・」の中に出ることはとても抵抗を感じるので、月末の「もみじ祭り」を避けて、人の少ない自然の中なら、動くことを薦められていたので、友人に誘われた時やや躊躇いながらも2時間ばかり、「色付き初めた」もみじの散策路を歩いた。

三室の山までは行かなかったけれど、竜田川を挟んだ両側は、もしこれが全て紅葉したならば、確かに竜田川は、紅を映し錦の流れを見せてくれるものだろうと、まだ見ぬ風景を想像して歩いた。

とにかく今は人ごみの中に自分を置くのが、辛くて嫌なので、こんな静かな竜田川の畔は、癒しの道であった。

 

 

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あの日UPするはずだった画像 談山神社

2013年11月09日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

駐車場の桜の紅葉は、今を盛りとなっているが、サクラは密集していないので、寂しい華やぎとなっていた。

 

 

 

 

 

 

11月1日 大学の同窓会世話人会の最終打ち合わせで、橿原市へ行った帰り、時間的に速かったので、談山神社へ行ってみた。紅葉情報では、「色付き始め」とのことだったので、紅葉の期待をしてはいなかったが、華やかに山が染まるまでのひと時を見つめようと思った。                  撮影日 2013年11月1日 

この画像の整理をしてブログUPする予定だったのが、どうしてもそれができない疲れがあって、「ごちそうさん」の奈良女子大の以前の一般公開の日のスライドショーの画像になってしまった。

その日から、どうしてもパソコン机に座るのさえできないほどのシンドさで、殆ど横になっていた。2日には医院へ行って診察をしてもらってきたが、3~4は連休で先生は不在だったが、旅先へ電話が通じて、薬の飲み方などを指示してもらえて、いくらか精神的に落ち着いては来たものの、横になっているのが一番楽だった。

談山神社でこの写真を撮った日から10日経っている。 紅葉はきっと進んでいることだろう。今年は私の多武峰の紅葉狩りは、この3枚になってしまうだろうから、時節遅れにUPしておこう。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごちそうさん

2013年11月01日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

 

朝ドラを見ていると、どこかで見かけた建物だと気がついていたが、時代設定にあわせた奈良女子大旧本館であることが、放映された時があった。

「ごちそうさん」の舞台としての撮影が終わった今、この旧館が公開されている。うっかりテレビを観ていたので、いつからいつまでの公開であるのかは憶えていない。

女子大は明治41年に設置され、記念館と守衛室は平成6年12月に、歴史的建造物として、国の重要文化財の指定を受けている。

上の写真は現在のではなくて、2007年11月15日に旧館と、百年の間眠っていたピアノが、修復されて素晴らしい音色の演奏を聴かせてもらう機会を得た時の、校内の写真と、ピアノの記事を書いているので、再び取り出した。

「奈良女子大旧館を訪ねて」 大きい写真の下の小さい画像をクリックしますと、上に大きく出ます。

コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする