今朝の冷え込みはこの冬一番だと、高野山の最低気温が冬日であったことをラジオが報じていた。
暫く見なかったような高く晴れ上がった空は、昨夜の冷え込みのお陰だと思い、部屋いっぱいに太陽の光が入るように、カーテンを開けた。
5万人の森へ買い物に行った帰り、南の大台山脈の山々が冠雪しているのが見えた。
この冬初めての冠雪で、いよいよ冬到来を思う。
カメラを通してみると、冠雪しているのが分かりにくい。光の加減で、夕日を浴びると綺麗に見えるだろうが、その頃には空一面に雲が覆ってしまっていた。
少しずつ引き寄せてみた。
更に引き寄せると、冠雪しているのがよく分かった。
5万人の森から少し東に走って、赤い橋を渡り、山麓線とR24を結ぶ道路の端に停車して、南に広がる遠くの山並を見つめた。 赤い橋の後ろの山は金剛山である。金剛山から雲が立ち上って空に広がっていく。夜になると雨が降るとのことだから、その準備かもしれない。 お天気のいい日は、体調もよくカメラを持ち出す気力も出た日だった。