日の出が遅くなった。7時に雨戸を開けたら、この日の太陽が大台山脈から顔を出す直前だった。(左)
右の太陽は山から登り始めた瞬間だ。三角の山は高見山で、夏の間はこの高見山よりずっと左だったので、雨戸を開ける場所からは見えることがなかった。 「おおさむぅ」あわてて部屋に入った、昨日の日の出である。今朝はこの山の辺りは雪雲に覆われて山の形すら見えなかった。
お天気が良いので、以前からのウォーキングコースをカメラを持って歩いた。
金剛山へ向かって伸びる銀杏並木が、すっかり黄色になって綺麗だ。
収穫の終わった柿畑は茶褐色の葉をまだつけているので、これもまた美しい。
田園地区の住宅団地を通り抜けて
里山の木々を映す池を半周した。今里山が一番美しい時だと、近くにこんな美しいところのあったのを、ウォーキングコースを運動公園に変えてからすっかり忘れれしまっていた。
金剛山をバックにした里山に惹かれるのは、晩秋から初冬にかけての時期だ。
パンパレスが青空に何を語りかけているのだろうかと、そんな子供みたいなことを思いながら歩くのんびりしたわが町である。
歩いている途中で、このような太陽光発電のパネルを見かけた。もう1箇所あったのだが、撮り忘れた。農作物を作らない畑の有効利用なのかと、ここで発電した電気は、何処で使われるのかしら・・・ 近くのことなのに丸で知らないことが沢山ある。
水路の横にお地蔵様がひっそり祀られている。赤い涎掛けでなく黒い涎掛けには何か訳があるのだろうかと思いながら、再び里山の美しさを楽しみながら帰途に着いた。
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