前日午後9時以降は何も口にせず、今日は一番の診察というより、胃カメラの撮影検査日だった。殆ど11月の初めから、体調不良に悩まされ、気分の晴れない日の連続で、家族を初め多くの人たちに心配を掛けてきた。
鼻の麻酔の後カメラが食道から胃へ入っていき、自分のおなかの中で、何が起こっているのか、その正体をこの目でしっかり見つけようと眺めた。先生はカメラの映し出す部位を説明してくださいながら、「これは綺麗や!」と何度も仰っておられた。
ピロリ菌の検査のために、疑わしい所を取っての検査もしてくださったが、菌は存在していないという結果を、見せてくださった。
ものを食べると、胃の一番上がいつまでも痛かったのだが、今日は昼食後も夕食後も、その痛みがない。あれは一体何だったのだろう。病気は、気の病と言うのがぴったりと当てはまるように、「悪い部分の見えない胃」の中を見せてもらって納得したように、気にならなくなったのが不思議だ。
11時まで食事はしないようにとのことだったので、帰ってから暫く横になってうとうとしていた。消化の良いものをとのことで、今日は雑炊にした。
その後、また少し横になっていたが、近くの紅葉を見に行く元気があるかしらと友人からの電話で、今一番見たいのは紅葉した楓だったので、乗せて行ってもらった。 葛城山麓を山に向かうにつれ常緑樹の緑と紅葉のコントラストが美しくなってくる。
道路わきに風で吹き寄せられた落ち葉が並んでいるのを見ると冬がすぐそこまで来ているような気がする。桜の落ち葉が一番多い。
1枚目の紅葉の輝きをとりあえず今日の気持ちとしてUPしたが、素晴らしい紅葉の全てを明日整理しながら記事にすることにしたい。