牡丹園のほぼ中央に、オオデマリの真っ白な花をいっぱいに咲かせた、木がこの花園の王様のように、
どこからも見える見事な木があります。
こんなにびっしりと花を咲かせて、毎年花数を増やしていくのは、丁寧なお世話の証のような気がして、
オオデマリの威厳ある姿を見つめます。
オオデマリとピンクのハナミズキの後ろに見える山は、金剛山です。
オレンジの花はポピーです。
このように、和、洋何気なく咲いていても、不思議にマッチングして、花園のいい色どりになります。
季節を通じてこの季節のために、心を込めて手入れをされているのが、嬉しい「おもてなし」でしょう。
上の3枚は、私の好きなエニシダの花です。
一つ一つの花が一緒になって無造作に咲くこの花の、枝ぶりのない枝ぶりの自由な咲き方に魅力を感じます。
マロニエの花も咲いていました。
年々この木の丈が大きくなって、大きい葉の中からピンクの可愛い花の集まりが、顔を覗かせていました。
コデマリとアヤメのコラボ
アヤメを大きくして撮ってみました。
花の縞模様は、自然の芸術家のなせる業だと・・・
花園のあちこちにこのような、モモイロタンポポの群生が見られます。
大きい花たちを見つめ続けた目には、とても優しい花の群れです。
クレマチスは遠慮がちに咲いていますが、春の朝日を浴びて蕾がまだ沢山ありますので、
これから楽しみでしょう。
西洋苧環が小さな踊り子のようだと、毎年思いながらカメラを向けています。
大きい画像にしてご覧ください。
ウサギのしっぽと言う花の名の通り、軟らかそうで、タンポポの種を凝縮したような、面白い花です。
昨年よりもずっと多く咲いていますので、増えるのでしょうね。
シャクナケはこれから沢山咲くことでしょう。
気が付いた花を撮ってきました。
茅葺屋根の庫裡と開け放された庫裡の座敷です。
ここで、疲れた足を休めることができるようにしてくれています。
四回に分けた金剛寺の牡丹園、様々を、ご覧いただきましたことに感謝しつつ、これで最終章とします。