Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
個別連絡は075-934-0282までお願いします。

NEWジュリアを検証

2018-11-24 09:55:55 | 試乗記

紅白ジュリア合戦(意味不明)

新型ジュリアに乗る機会が無かったDrですが、タイムリーにも常連様に2台のスーパーをオーダーして
頂き、試走も含めて蜜に接することが出来ました。

果たして、前評判通りの出来栄えであるかを、不世出の評論家Drが評価します 


2017y 走行1,500kmのスーパー

紅白のスーパーは新古車ラベルで、新車よりもお財布に優しい価格です。


4,645X1,865X1,435

ライバルとの比較では、BMW3シリーズ(4645X1800X1400)、MB・Cクラス(4680X1810X1425)、
AUDI・A4(4735X1840X1410)と似たような数値ですが全幅ではジュリアが少々ワイドだと言えましょう。


やや没個性的なRrスタイル?

これは流行のデザインのようですが、全体的には奇をてらってなくてアクは抑えられてるデザインです。

万人向けがコンセプトでしょうか。


広過ぎず狭過ぎの室内


ラゲッジも広くも無いけど狭くもない


200PS/5,000rpm  33.7kgm/1,750rpm ターボ付エンジン


225/45-18



もちろん町内会長快調?

短時間のテストであることをお断りしますが、結論的にはたいへんバランス良く、アルファ史上最高の出来栄
えでは無いかとDrを感激させました!。

■ スムーズかつパワフルなエンジン
■ 秀逸な8速AT
■ 軽快なハンドリング&ロードフォールディング
■ かって無いしなやかな乗り心地
■ ファンツードライブ!

箇条書きするとこんな感じですが、特にエンジンはアルファらしからぬ緻密な回り方で低速から五感に訴える
吹き上がり感もありました。

乗り心地は、かってのアルファは元より他ライバルに比べても最高裁判所ラベルで、目から鱗のDrでありました。

ハンドリングはシャープ過ぎるという声もあるようですが、切り始めこそシャープですが余りステアリングを
切らなくても簡単にコーナーをクリア出来るのは、慣れれば快活であると言えます。


巨大なパドル


パワーセレクトダイアル

3ポジションの差は極端ではありませんでした。

ATセレクターはスライドしないので、インディケーターと睨めっこが必須でした。


参考までにライバル車の価格と比べてみましょう。

■ BMW320スポーツ(AT)  560万円
■ MB Cクラス AVギャルド 552万円
■ AUDI A4        556万円

■ アルファジュリアスーパー543万円

ところが例のキャンペーン価格でジュリアスーパーは446万円で買えちゃいます!(期間限定)




この内容で、この価格なら迷わず買いましょう! 

Drも個人的に欲しくなったので困りました 




 




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Dr、ルノーカングーに乗る

2018-04-10 09:59:23 | 試乗記

2009y ルノーカングー1.6 5MT 約9万km

購入して頂いた一見様より、カングーのインプレッションをブログに載せろとのお達しもあり、この日本でも
ヒットしたカングーを検証してみました。

ヒットの理由は、国産車に無いヨーロピアンスタイルと、そのユーティリティも秀逸であるからに疑いありません。

かのようなスタイルの欧州車はなぜか輸入されてなくて、ちょうど軽自動車がフツ~のハッチスタイルから
ワゴンRのようなスタイルが主流になったのとシンクロするでしょう。

絶対値の小さい軽自動車では主流となっても、普通自動車のクラスでは、主流となるかは定かではありませんが、
少なくとも、農耕車スタイルの好きな仏車好きには、絶好のモデルであるし、門外漢の方にでも申し分ない
実用性とヨーロピアンスタイルがヒットしたのは疑いありません。


1.8m以上ある車高                  石畳の道をテスト?

室内を広くするには上にサイズを伸ばすのがセオリーです。

昨今の軽自動車はまさに上に伸ばして広さを稼いでいます。




室内は前後ともルーミィ


ラゲッジはバン並みの広さ


必要十分な95PSエンジン


MT仕様はレアー


町内会長快調の問題ではない?

カングー君をテストがてら数日通勤の足に使ってみました。

結論は、忘れていた仏車の懐かしいフィーリングを思い起こさせてくれました。

たっぷりしたストロークのサスペンションと意外にスッと回ってくれるハンドリングとの両立は、仏車ここに
ありと涙が出そうになりました 。←やや大袈裟な表現w

昔の仏車は全てかのようなフィーリングでありましたが、メーカーが統合されたりで、その持ち味は徐々に薄れ
て来ました、

かのような幸せを感じる乗り味こそが、仏車本来の持ち味なんです。

同じラテン系のイタ車とはずいぶん対照的ですが、どちらも五感に訴えると言う点は同じです。



無事に納車完了!

日曜日に遠路自走にて引き取られましたが、特に問題なく帰還されたようです。

因みに、オーナー様はジュリアスーパーも保有されてるそうで、早速売るなら買いますとリクエストしましたが、
却下されちゃいました(笑)。







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VW GOLF 2.0 FSI 4MOTIONを試乗

2018-02-22 09:20:13 | 試乗記

予備検査完了の姿

常連様のリクエストでドイツより輸入したゴルフ4MOTIONを最終試乗チェックの意味も有り、やや真剣に
乗ってみました。

それは、予想通りというか、全体にカッチリした剛性感と必要十分以上のパワーを備えたバランス良い
モデルでした。

元よりスタビリティでは唯一無二のゴルフに4WDシステムですから、冬の雪道なんかでは最高裁判所であると
想像できます。

並みの4WDと違い、このゴルフではファンツードライブなプラスαを備えていることも追記しましょう。


シンプルかつ機能的なインテリア


リニアなレスポンスの150PSエンジン


ファンツードライブで町内会長快調の図


喜びのシフト!

やはり右手シフトは具合の良いもので、ファンツードライブに拍車が掛かります。

適度なシフトストロークにカチっと決まるゲートも最高裁判所です。

クラッチも軽くスムーズで、シフトは喜びと化しました。


納車改善整備? 

実は、EC仕様のオーディオを外して、国産2DINナビと入れ替え中です。


正規輸入されてないから欧州から輸入するしかないと言う要望はあっても、そのコストを勘案すると
非現実的で諦めるしかないというのが通例です。

特に我々ショップでは、採算が取れませんから有り得ない事なんです。

それを度外視してでも、輸入して欲しいと言う常連様の熱意で、輸入のお手伝いをさせて頂きました。

むしろ止めたほうが懸命ですよと諭すことが多いのですが、この常連様は過去にも前科?がありました(笑)。

クルマだけに焦点を当てると、そうでもないかもしれませんが、その手法は極めてマニアックです。

採算度外視でよろしければ、輸入のお手伝いはいつでもさせて頂きますが、たぶん最初は止めたほうが
懸命ですよ
と、諭すことになるでしょうネ(笑)。














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JAGUAR F-typeに乗る

2017-07-28 07:55:47 | 試乗記

2016y Jaguar F-type 3.0V6  8AT  1,900km! 

Drも当然ながらお初となるFタイプは、新着入庫なのですが、既に売約済みとなっております。

今回は常連さんのご希望があり選びましたが、対抗馬としてはマセのGツーリズモでした。

こちらは既に薹の立ったモデルでもあり、1年落ちの新車同様のFタイプに決まりました。

街でもあまり見かけませんので、かなりの少数派ではないかと思います。











FタイプのコンセプトはかってのEタイプクーペの再現なのです。


少しは似てますね 


オリジナルの図


フェアレディZ風のインテリア?


8AT(Sモード付)


せりあがるACルーバー


普段は格納(芸が細かい)


340PS V6 スーパーチャ-ジドエンジン

他に5L超の500PSオーバーのV8エンジン搭載のモデルもあります。(MAX 300km!)

今回仕入れたグレードはまさにエントリーモデルで、新車価格は880万円くらいでした。

V8モデルは軽く7桁万円をオーバーするので、見た目も同じのCP最も高いグレードと言えましょう。

驚くべきはMT仕様も輸入されてることです!。


6MTモデルも買える!

以上、簡単にFタイプの概要を説明しましたが、ここからが本題です。

ありそうで一味違うFタイプのスタイリングはそれなりに個性的で魅力あるでしょう。

問題は中身なのですが、結論から言いますと、Fタイプは決して見掛け倒しの旦那仕様ではありませんでした。

スポーティさどころか、レーシーさをも演出しており、ちょっと驚きました。

先ず、今時のスターターボタンを押すと、いきなりエンジンは轟音とともに吹き上がるじゃあーりませんか!。

なんでもアクティヴエクゾーストシステムというらしいですが、通常の走行では轟音は影を潜め暴走族に見ら
れることはありません 

ハーフスロットル以下では、さほどパワフル感も感じなくて、必要十分以上程度パワーです。

思いクソアクセルを踏むと、意外と綺麗にレッドゾーン間近まで綺麗に回ります。

驚いたのは、そこからスロットルオフで、パンパンと言うアフターファイアーの音が演出?されており、
レーシングカーに乗ってるような気持ちになりました。

誤解なきよう、Fタイプは演出あっては、レーシングカーのようなガチガチのスパルタンさはなく、全体的に
バランスの良いスポーツカーです。


Rr295/30、Ft255/35の20インチ(OPT)

それは、しなやかなサスペンションを始め、20インチアロイでもハーシュネスは感じませんでした。

座りの良い剛性感のあるステアリングや、弱アンダーの操縦性も褒められます。(前後Wウイッシュボーン)

全く日常の足にも快適に使用できる実用性も備えているのですが、設計者はそれだけでは面白くないから、
他に演出をしたのではと推測しました。(芸が細かい)

V8モデルをも乗ってみたいと思いますが、この3Lエントリーモデルがむしろお買い得モデルだと言えましょう。

誰か、MTモデルを買いませんか? 




















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Twinair 105PSエンジンを検証

2017-07-07 09:27:11 | 試乗記

お腹を満たしてテストの図  FIAT500TA RIVA 105PS

RIVAで最も関心が有ったのは、その出で立ちでよりも、85PSから105PSにパワーアップされたエンジンでした。

推測(期待?)では、明らかに体感できるパワーアップと一回り太くなったトルクで、これはお値打ちの105PS
エンジン
だとPRしたかったのです。

事実、他の並行輸入業者もこの正規にない105PSをセールスポイントにしてるようです。


見た目は同じのツインエアー105PSエンジン

この見た目が不変の理由は後述します。


6速マニュアル

105PSは全て6速マニュアル(or デュアロジック)となります。


町内会長快調ではあるけれど・・

Drの期待と裏腹に、この105PS仕様に85PS仕様との20PSの差を感じられません 

真実は真実として、商売抜きで評価しますが、果たしてDrの感性に難があるのか、若干頭貝割れ大根になりました。

テスト当日は、猛暑ゆえにACをONしてたのが悪かったのか、OFFにしたりパワーモード切替をNORMA→SPORT
と切り替えてみたりしましたが、言うべき差を感じなかったのです。

かって自動車評論家を目指していたDrとしては、これは納得できません。

もしかしたら、車両に問題があるのか、ど~しても解明しなければ気が済まない心境でした。

資料を集めていると意外にもこの105PSの真実が解明できました。


SPORTモード時に105PS発揮               トルクは同じw

注目すべきは、105PSはSPORTモードにしないと発揮しないのと、最大トルクは85PSと変わらないと言うこと
でした。

更に、デフォルトであるNORMAモードでも、意外な事実が判明したのです。


NORAMモードではアンダーパワー?

馬力は若干アップしていますが、最大トルクは逆にダウンしてるじゃあ~りませんか! 

事実、体感上はかって何台も乗った85PS仕様のほうがパワー(トルク)があるような気がしました。

数値はまさに正直であり、Drの感性に間違いがなかったという証明です。


かのうような逆転現象の理由は105PSのチューンアップ手法に問題があると思われます。

早い話が、エンジン本体は全く同じで、ROMチューンなのでした。(エンジン型式は同じ!)

これは、FIATが商売上手な証明になるでしょう。

ROMのマップ書き換えはコストは変わらないのではと思います。

通常なら、圧縮比を上げたり、カムのプロフィールを変えるのが常道でしょう。

しかし、それは明らかにコストアップになりますし、商売上は得策とは言えません。

コストは同じで、パワーアアップ出来れば値打ちもこけるし、儲かるのは間違いありません。

同じ、20PSアップでもメカチューンなら、かのようなフィーリングにはならなかったでしょう。

だいたいROMチューン自体が、本当にパワーアップしているのかは、経験上微妙です。(一般的に)


それではこの105PSの存在自体に疑問を持たれるかもしれません。

しかし、全く悲観することもないようです。


最高速度は15km/hアップ!

105PS仕様の名誉の為に付け加えると、パワーアップはもちろん嘘ではなかった言うことになります。

ただ、実用域では体感出来ないのと、下手すると85PS仕様のほうがパワフルに感じることもあるということです。

因みに、85PS仕様にパワー切り替えはECOモード以外はありません。

105PSに拘るのであれば、SPORTモードをデフォルトにする必要があるでしょう。

結論としては、非現実的な最高速度ではなく、実用域でのパワーアップを体感できないのは残念です。



燃費とCOの比較

105PSの真実はともかく、最近のFIAT社の限定車やオマケ商法とかには、ちょっと賛同し兼ねることもある
というのが正直なところです。

商売上手に異論はありませんが、内容をもっと伴って欲しいというのが、FIAT愛好家の一人して提言したいです。











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BMW M135i

2017-07-06 09:37:55 | 試乗記

2013y BMW M135i 8AT 26,000km 検有

BMWの1シリーズ自体が門外漢のDrでありましたが、入庫歴はメンテで一台くらい有ったと記憶します。

今回のM135iは、その存在すら知りませんでしたが、今回は常連様のリクエストで仕入れました。

少なくとも外観はノーマルと差ほど変わらないように見えますが、後述するように中身は別物でした 



ノーマルより10mm低い車高


前後で異なるタイヤサイズ


シンプルなインテリア(ノーマルと同じ?)


ミニマム以上の後席?


3Lターボ 326ps/5800rpm 45.9kgm/1300-4500rpm

この今風ハッチバックはFWDではなく後輪駆動です。

326PSエンジンに恐れを為しながら、テストの意味もあり近所(町内w)を転がしてみました。

結論から言いますと、このM135iは緩急自在かつ官能的な素晴らしい固体でした。

まず、無理やり?押し込んだ直6エンジンはBMWのシルキースムーズに加えて、官能的なノートを醸し出す
素晴らしいエンジンです。

ターボの存在も邪魔してなくて、NAのような錯覚を持たせます。

326PSは全く暴力的ではなく、そのマナーは極めてジェントルです。

このエンジンのフィーリングを味わえるだけでも、M135iを買う値打ちはあるでしょう。

ATはシーケンシャルではないトルコン8ATと言うのも、そのスムーズな挙動に大いに貢献してるでしょう。

剛性感のあるサスペンションと弱アンダーの操縦性に加えて、しなやかなサスペンションのバランスも秀逸です。

扁平タイヤにも関わらず、当たりはソフトでハーシュネスは非常によく抑えてます。

このM135iを目敏く見つけられた常連様はなかなか鋭い選択をされたと思います。

新車価格は662万円とお安くはありませんが、十分に元を取れる内容だと思います。(中古車は尚更です)

高価な割りに、外観はノーマルに近いから、面白くないと見えるか、外観が変わらず中身が大いに異なる
羊の皮を被った狼と見るかは、あなた次第です 

これ一台で、近所の買い物や通勤と全く実用的かつオールマイティに使える実用車です。

プラスαの魅力は、前述した通りで、一粒で二度美味しいモデルです。

このM135iの中古車相場は、新車の半額程度ですから、Value for moneyと言っても過言ではないでしょう。


















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それ行けスマート!

2016-12-07 09:20:42 | 試乗記

短い!                           全長2,74m 

巻頭タイトルの意味を知ってる人は、かなりのお歳の方と思われます(笑)。

参考までに・・


 懐かしい~                             click!


本題ですが、スマートの存在感はかなりのもだと思いますが、Drにとっては初スマートです。

今回は、常連様の注文で販売しました。

例によって、スマートを検証してみたいと思います。

今回のスマートは二世代目となります。


スマート フォーツー mhdパッション 1.8万kmの一級品 


サイズは2,740X1,560X1,540mm


質感あるインテリア


2アクションのRrゲート


外れるボンネット


Rr搭載の三菱1Lエンジン                3気筒DOHC 71PS 9.4kgm


シーケンシャルシフト(シングルクラッチ)


町内会長快調ですが・・                 AレンジはフルATモード

先ず、小さいからと言って、このスマートを軽自動車みたいなイメージ(乗り味)を持つと見事に裏切られる。

スマートは良く悪くも硬質なドイツ車であり、国産のような柔ではない。

コントーロール類も全体に固いし、吊り下げ出ないペダルなんかも違和感がある。

シージケンシャルATも、ギクシャク感は当然ある。

・・と書けば乗りにくいクルマの代表格みたいだが、一旦懐に飛び込めば愛着が沸くタイプだろう。

シティコミューター的な使い方よりも、むしろロングで走ったほうがより性能を発揮出来る気がする。

あのモータージャーナリストの清水和夫さんもこの二世代目を長年保有されてるそうです。

ちょっと氏の記事を無断抜粋します(汗)。

我が家の愛車はスマートだ。女房が都心を動きまわるシティコミューターとして5年前に購入した。駐車にストレスがなくて、
とても運転しやすいと評判だ。ソフトトップのカブリオレなので「スマカブ」というアダ名までついている。気がつく
と息子達もスマートのカギを握って出かけることがある。きっとデートなんだと親としてはほくそ笑んでいる。
そうこうしているうちに2回目の車検を迎えるほど我が家の人気モノとなった。


僅か840kgの車重に71PSエンジンは十分なパワーで痛痒感はまるでなく、ハンドリングとスタビリティも国産車以上の
ものがありました。

最初の違和感をクリアーすえば、きっとスマート党になる可能性は十分にあるでしょう。

唯一無二の存在感は、PRIDE&JOYをきっとアナタに与えてくれるでしょう。

個人的には、ツインクラッチになった三世代目(ルノーTWINGOエンジン)に乗ってみたくなりました 

      







コメント (2)
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Dr、BMW320iクーペに乗る

2016-11-12 10:32:03 | 試乗記

2007y ハイライン 6MT 3.2万km 車検受

常連様からの指名買いで仕入れたBMWに乗ってみました。

結論から言うと、このクーペは全体のバランスや欠点の見つからない性能と素晴らしい固体でした!。

更に、欠点の無い優等生だけで終わらずに、官能的なエンジンのフィーリングでDrを圧倒しました 


スタイリッシュなクーペ


やや平凡か?


機能的かつスポーティなインテリア


フル4シーター!


充分広いラゲッジ


素晴らしいエンジン(前部はスカスカ)                 156PS/6,400rpm 20.4/3,600rpm


素晴らしいシフト(6速)


町内会長快調シードされました 


箇条書きするなら、全てが軽快かつスムーズ、模範的な弱アンダーのステアリング特性、官能的かつフレキシブルな
エンジンとケチを付けようがありません。

乗り心地もハーシュネスは良く抑えられており、充分及第点を与えられるものでした。


225/45-17

特にエンジンは3,000rpm辺りから官能的なノートを奏でます。

アルファで言えば、かっての164QVというところです。

驚くべきは、わずか1,000rpmくらいから3rdに入れっぱなしでも使用に耐えるフレキシビリティを備えてること
でした。

基本的にエンジンはどの回転域でもトルクフルで、スロットルとプログレッシブに反応してくれます。

今時は探してもないLHD+MTという(日本では)希少モデルです。

このモデルを発掘された常連様に、座布団を一枚あげたいと思います(笑)。

イタ車ににも、かのようなモデルがデビューされることを節に望みたいところです。









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Citroen DS5 Chic

2016-07-06 10:45:40 | 試乗記

常連様の注文車                   2013y 16,500km 車検28/11 

かって隠れシトロンニストの異名を持つDrが現行DS5を試します。

この固体に関しては、いわゆる頼まれクルマですが、アルファやLANCIAに大型(中型?)サルーンが滅亡してますから、
意外とイタ車愛好家の方でも、このDS5に食指を動かす方が居るようです。


フォルムはワゴン?                      4,535X1,870X1,510

実質的にワゴンなのに、出来る限りワゴンらしく見せない手法は、あのNEWデルタと似ております。

少なくとも、このDS5にワゴンという派生モデルは出現しないでしょう(笑)。


シトロンらしい奇をてらったデザインw


泣く子も黙るクラブレザーシート


45万円のOPT?

ど~も、DS5にはこのクラブレザーが必須のアイテムのようであります。

その質感、座り心地とも申し分ないというのが世間の評判ダス。


ラゲッジは当然広い


開かないサンルーフ                  電動シェード

ガラスルーフは一枚ものですが、三つの独立したサンシェードは各々電動にて開閉出来ます。


フルオープンの図                           イメージ画像


飛行機のコクピット風


DOHC1.6L(turbo)        156PS/6,000rpm 24.5kgm/3,000rpm

1.5tを超える車体に1.6Lは、明らかに今流のダウンサイジングです。

ここで問題なのは、そのエンジンの特性というか、違和感なのです。

しかし、これは杞憂に終わったようで、このエンジンの出来栄えは十分に及第点を与えられるものでした。

PSA共通のエンジンですが、開発にはBMWが関与してるそうですから、妙に納得出来るものでした。

1.6Lにも拘わらず、重量級のボディを十分低速からトルクフルに引っ張ってくれます。


逆6ライト?

Aピラーはかのように太いのが一本ではなく、細いのが二本となり、視界の確保のためですね。

特筆すべきは、DS5はハイドロではなく、通常のコイルバネ仕様です。

個人的には、ハイドロであまり良い目をしたことがなく、コイルバネは歓迎したいところです。

意外と、シトロンのコイルバネ仕様は経験的に悪くありません。

従来の味付けからは、明らかに固めのセッティングですが、それでもストロークは感じさせる乗り心地でした。

やや固めの乗り心地であっても、ハーシュネスが不快というほどでは、もちろんありません。

印象的だったのは、速度を上げると恐ろしくフラットな乗り心地になったことでした!。

ちょっと気になったのは、運転席からはボンネットがまったく見えないために、狭い道や離合では結構気を使いました。

DS5の新車価格は400~450万円で、特段高価というほどではないようです。

ど~も、中古車相場も下がりつつあるようで、極上車でも200万円台で買えるようになりました。

ノンハイドロは維持コストも最小限で済みそうですから、更に相場が下がれば、人気が出るDS5じゃないでしょうか。

もっと、お安くなれば、Drも買っちゃいます 











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Dr、異色のBMWに乗る!

2016-06-08 10:49:49 | 試乗記

2011y BMW535i GT(グランドツーリング) 3万km                 売約済 

このBMWがショップに侵入して来たときは、まさに正体不明でありました。

それは、スバルかなんかの国産車みたいにも見えましたし、その図体の大きさからちょっと違うなと思いました。

しかし、よ~く見ると、BMWじゃあ~りませんか!。


ハッチバック+シックスライト                   全長5m!(幅1.9m)

ウ~ン、かのようなスタイルの大型サルーンは前代未聞かと思います。

5シリーズの割りに大き過ぎるのは、7シリーズのフロアパンを流用してるのですね!(汗)

通常なら、7シリーズになるはずでが、なんで5を標榜するのかは不明です。

もしかしたら、7であると売りにくいのかもしれません。


ボリューム満点のお尻 

かのようなハッチバックスタイルは特に仏車等で散見されましたが、どちらかいうとスタイリッシュとは反対方向になりやすく
不人気スタイルとなりがちでありました 

このBMWもどちらかいうと不人気車の範疇だそうです。

しかし、スタイルはともかく、実用度や中身は決して捨てたものではなく、むしろその新たなコンセプトはDrを感激させる
ものでありました 

そのGTのネーミングは少々不思議で、通例ならGTは標準よりもスタイリッシュなのが当たり前なのですが、このBMWに
関してはスタイリッシュというよりも鈍重なイメージが先行します。

しかし、そのGTのネーミングは決してまやかしではなく、真のGT(グランドツーリング)の名に恥じない出来栄えだったのです。


ハッチバックでは無い?


騙されました(笑)

Rrのハッチは図のようにダブルアクションで開きます。

いかにも重そうなハッチを開けるのは重労働のようですが、開閉ともボタン一つの電動です。

オーナー様曰く、すべてこの電動によるハッチしか使わないそうです。

ラッゲジはかなり広いのは言うまでもありません。


質感ある室内                     レザー仕様=コンフォートパッケージ


広大な後席

ショーファードリブンにも使えるような驚きのスペースは7シリーズからの流用の恩恵であるのは間違いありません。


最悪の後方視界 

スポーツカーのロータスヨーロッパなら止む無しであっても、実用重視のサルーンでこの視界はあり得ません。


これを使えということダス 

しかし、モニターは100%は信用出来ませんネ。


走りは巡洋艦!

Drをちょっと感激させたのは、その重厚な走行フィーリングでした。

特に、たっぷりしたサスストロークによるソフトな乗り心地は、シトロンのDSを彷彿させました。

ランフラットタイヤが標準のようですが、ノーマルなら更に乗り心地は良いでしょう。


三段階のモード切り替え

サスの硬さを変更出来るのですが、もっともハードであってもゴーカートのようなことはありません。

通常の市街地なら、最もソフトで乗り、高速やワイディングではよりハードに変更が良いのでしょう。

このGTはなんと車重2tの重量級です。

535は3.5Lではなく3Lですから、アンダーパワーを予測させましたが、あっさり裏切られました。


306PS(40.8kgm)!                     直6DOHCターボ付(汗)

むしろパワフルだったので、改めてスペックを確認したら、3Lながらターボ付でした 

このGTの最も適した使用条件は、人間と荷物を満載したロングツーリングでしょう。

しかし、大きな図体にも関わらず、市街地での使用も取り回しは悪くなく、十分に使えます。

その証拠に、前オーナー様の奥様が何不自由なく日常の買い物の足に使用されてましたから!。


このGTは本当にクルマのわかった大人なオーナーには受け入れられるでしょう。

しかし、この大型ハッチバックという不人気となり易いスタイルは一般受けはしないでしょう。

Drは敢えて、それを承知で世間に出した、BMWの設計者に敬意を表したいと思います。

例えば、国産車ならレクサスあたりが、かのようなスタイルのサルーンをデビューさせてくれたら少しは日本の
モーターリゼーションも楽しくなるでしょう。

しかし、それはたぶん実現するのは難しいとは思いますが、かのようなスタイルのサルーンが市民権を得られるのを
期待したい
Drでありました 


(Photo & Text by Dr.Horii) ←格好良い?w















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