![](http://www.horii.info/blog/gazou/ban/g.jpg)
1985年ジュリエッタは当時のフラッグシップでした
ブログは通常のHPを制作するより確かに楽チンです。
それでもちょっと画像を多めに入れようとスケベ心を出すと結構これが面倒くさく
てやる気消滅なんてこともあるんですねヤッパシ(^^;。
そこでDrは画像は別に無くてもテキストだけでもそれはそれで良いんじゃないかと
思いました。
その方が更新も増えて楽しいですよねヤッパシ。
そこで今回またまたカテゴリーを増やしちゃいました。
その名も「Drの番外編(秘密)」なるちょっと怪しいタイトル名です(^^;。
前置きが長くなりましたがDrがクルマ屋を初めて20年間のお客様や当社のあまり
大きい声で言えないようなことをテキスト中心で語ります!
第一話はDrが開業以前からの付き合いのあったデザイナーYさんのことダス。
Yさんと知り合ったのはひょんなきっかけでした?!
Drが当時狙っていた某イタ車がHモータースに有ったのですがいつのまにか売れてしまいDrは地団駄を踏んでました。
そのイタ車を偶然にも町で見かけたDrは即追跡を始めたのですが不審?に思った
ドライバーが停車して降りて来ました。
そのドライバーが前述のYさんで初対面でしたがお互いクルマ好きでうち解けて
今度クルマを交換しようというお話になりました。
それから年月が過ぎDrがショップ開業してYさんはDrからクルマを買ってくれたのです。
何台か売りましたがその中でも印象に残ってるのはジュリエッタ2.0を乗って
貰っていた時のことです。
Yさんはデザイナーだけに感性が人一倍強いと伺えました。
ジュリエッタは気に入って乗って頂いてましたがどうしてもYさんには許せない
ことがあったのです。
後の75でもそうなんですがパワーウインドウのS/Wがいわゆるオーバーヘッド
コンソール部に有ります。
ちゅうことは必然的に手を挙げた(いわゆるハイと答える感じ)状態でP/W
を操作することになります。
言われてみれば後続の車両から見ると前のドライバーは「なんで手を挙げてんのやろ?」、「変な人やね!」・・ということですね(苦笑)
それ以来Drも出来る限りP/Wの操作を控えるようになったのは言うまでもありません(泣)。
もうひとつこの年代のアルファは電気系の信頼度は完全ではありませんでした。
Yさんのジュリエッタも時折セルモーターが回らないという症状がありました。
どうもエンジンkeyからセルへ行く電流が弱い時があるようで緊急用にセルのマグネットSWから一本リード線を設けてそれをバッテリーのB端子に繋げば最悪E/gは
始動出来る体勢にしてあったのです。
幸か不幸かYさんが当社にご来店時にセル不動の症状が現れました。
そこでYさんはボンネットを開けて例の隠しリード線を素早くバッテリーの
B端子に繋がれました。
即、セルは回って事なきを得たかと横に居たDrも思ったのですが不運なことに
ミッションが1stに入っていたのです?!
この時Yさんは自分のジュリエッタの真ん前に居られ例の線を繋がれました。
繋いだら最後自身のジュリエッタがYさん目がけて突進してきたのです!
(ギア入ってるから当然ですね)
Yさん反射的にジュリエッタから逃げました・・しかしジュリエッタはオーナー
のYさん目がけて追いかけて来ます。
間の悪いことにジュリエッタの前にもう一台クルマがありYさんは自身のジュリエッタとそのクルマの間に挟まれサンドイッチ状態になりました(悲惨)。
その時のYさんの「痛てててて・・・・」という悲痛な叫びは今でもDrの脳裏に
浮かびます。
自分で自分のクルマに轢かれた人も珍しいでしょう(^^;。
最終的には大事に至らず事なきを得たのですがDrは当時その光景を前にして
笑いをこらえるのに必死でした(^^;。
もう時効だから良いですよねYさん(苦笑)。