こちらは特価ではありません!。←需要と供給の関係ダス(苦笑)
昨年のガソリン値上げ依頼クルマ業界はサッパリ不況の嵐になっているのです。
それは国産新車から輸入車に全ての中古車にも該当します。
もちろんDrのShopも例外ではありません。
ウン?
こういうときはどうするかって?
それは背水の陣で値引きして売るのですね。
そこでDrは当社希望販売価格よりも相当値下げして一部のクルマを出品しました。
91yFIATパンダ1000優良車390.000が50,000に
このパンダはちょっと言うに言われぬ事情で当社に入庫しました?!。
元々エンジン不調で修理を依頼されたのですが原因はワンポイントインジェクションの不調で中古部品を調達したり何とかお安く治らないかと奮闘したのですが結論的に駄目でした。
それでユーザー様は新たに乗り換えて頂きこのパンダはいわば当社に寄贈された形になったのです。
ウン?
ほな仕入れは只ですか?
という疑問(疑念)があるかと思います。
答えはNOです(キッパリ)。
すでにDrはパーツを取り寄せたり少なくともウン万円を修理に投資したのですが不幸にして適合せずで新たなパーツを必要としました。
もちろんユーザー様には一円たりとも頂いておりません。
このままでは報われないDrでありました。
そんな折り業者のオークションに同じ年式のパンダ(ボロ)が出ていて思わずDrは衝動買いしてしまいました。
同年式で色まで同じパンダ1000は部品取りに買いました
早い話が10数万円するインジェクションASSYを移植して我パンダを復活しようと言うコンセプトです。
このボロパンダは安いと言っても50,000くらいに手数料等でそれなりの出費を強いられました。
まあ、余った物はパーツで使えるしという希望であります。
しかし・・・・。
よく出品表を見るとA/Tと記して有るじゃあ~りませんか???。
まあ、普通ならM/TもA/Tもフューエルマネージメントは同じなのですが記憶力の良いDrはこの年式のA/T(RHD)は確かキャブやったということを思い出しました。
まさにDrは目の前が真っ暗になり復活させようとした個体が使えマセンやおまへんか。
それどころか不要なパンダが二台に増えたことになります。
ミイラ取りがミイラになったとはこのとでしょうか。
そこでDrは背水の陣でキャブレターを移植する決意をしたのです!←大袈裟?
エンジン本体は全く同じでキャブ一式を移植作戦敢行
移植と言ってもポン付け出来る訳じゃなく少々の改造を強いられましたが何とか無事に完成して走りも上々になりました。
この年式のインジェクションはたまに壊れるのでキャブなら安心という副産物もあります。
年式の割に綺麗な「生きグルマ」と言えるコンディション 回転計はノンスタンダード
これで何とか売れる見込みはつきましたが今までの総コストを合算すれば完璧に赤字かもしれませんね。
誰か高く買って下さいね(苦笑)。
(余ったパンダの部品も売りまっせ~・笑)
続く