Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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アルファ75を考える

2019-08-20 08:24:06 | イタリア車

前期型仕様の綺麗な75ツインスパーク              販売済

デビュー当時の75はまさに歴代アルファのエポックメーキングとも言える存在で、まさに目から鱗が出るモデル
でした。

それはアルファで初めての実用モデルと言っても過言では無かったのです。

しかも、75はそこいらの平凡な設計ではなく、設計者の夢と言うべきトランスアクスル仕様でした。


後ろも前期仕様


上々のインテリア


同上                        広過ぎる後席!


ややモディファイなE/Gルーム


理想的な重量配分                    116アルフェッタ

1988年に当時のインポーターであった大沢商会の手により国内に輸入されました。

それまでのアルファを知る身には全てが斬新で素晴らしかったのです。

■ 旧態依然のキャブレターから最新のモトロニックに(フルプルーフ)
■ パワーステアリング標準
■ 良く効くエアコン


トランスアクスルの恩恵で、理想的な重量配分と室内の広さは秀逸でした。

しかし、トランスアクスル故のトラブルも多く、実用車としての信頼性が問われました。

メーカーも反省したのか、次期モデルの155ではあっさりTAを捨てFWDになってしまいました。

正直なところ今になって75を販売すると言うのは結構労力なんです。

75は今となっては、特に人気があるわけでもなく、流通もしていないというのが正直なところです。

今回は常連様に請われての販売でしたが、上手く上物が見つかったのが幸いでした。

今後の75のポジションはどうなんでしょう?。

人気爆発と言うのは有り得ませんし、元より4ドアサルーンは不人気です。

パーツの入手難はよりシビアになるでしょう。


修理依頼の他店購入車

かってのショップのベストセラーであった75の行く末はどうなるでしょう?。

惜しむらくは、4ドアサルーンのみであったことで、2ドアクーペが存在すれば未だに人気車であった
と想像出来ます。

特に販売を拒否してるわけでもありませんが、売り物件が存在しないから商品車なしというのが
正直なところなんですネ 






コメント
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