雨で沈滞ムードのショップ
やはり連休も最終日となると家でゆっくりとなるのでしょうか?。
雨模様でもありショップは昨日とうって代わってひっそりとしていました。
ご来店のお客様は本当にチラホラという感じでした。
昨日撮影した1974年式の1600GTJです JAP風のアロイはロナール製
この離れ目Juniorは段付シリーズの影に隠れて人気は落ちますがフロントマスク以外は段付となんら変わりません。
新しいぶんむしろコンディションは平均すると良いと言えるでしょう。
年代的にはちょうどジュリア2000GTヴェローチェと同じであります。
どこから見ても段付と同じですね(笑)
Drは個人的にこのシンプルなJuniorが嫌いではありません。
この個体は伊藤忠物で当時左Hが多かったと記憶しております。
コンディションの評価は難しいところです、
目ざとい人なら赤のボディ色と赤茶色の内装色のコンビネーションに疑問を持つでしょう。
その通りオリジナル色はグリーンのようでそれなら内装色と合います。
しかし現代のコンビで言えば赤/タンは市民権?を得てますからそれほど違和感が無いと言えばないかもしれません。
オリジナルか? 比較的綺麗なインテリア
どうもシート色が赤っぽい気がするDrでありますが敢えて黒にするのはいかがなもんかと思います。
ボディも塗装も含めてかなり綺麗とは言えます。
内装もダッシュ廻りを除けば結構綺麗です。
問題はボディ色と内装色のマッティングだけです。
ウッドパネルは何とかしたいところ
よく見るとダッシュボードはビニールレザー修復仕様で残念です。
こちらはむしろUSメイドのダッシュリペアカバーを被せた方が質感が向上すると思います。
木目に関してはオリジナルが現在でも入手出来るでしょう。
この辺りを改善すると全体のムードはずいぶん良くなると思います。
スッキリと嬉しいエンジンルーム エンジンはO/H済
ウルトラのプラグコード以外はオリジナルで好印象のエンジンルームです。
Drが現在手直ししている例の1750Spiderのエンジンルームと較べると全然素晴らしいです。
なんせこの状態にするのにわざわざエンジンまで降ろしているのですからネ。
この1600GTJをどう料理するか悩むところですが今のところ大きなところは手を掛けずに最小限の手直しでお安く売るのが良かろうと思うDrであります。