エンジンを始動すると消えないライト
先日到着した500 ABARTHは早くもお客様に納車しました。
納車の当日に早くもお客様から「ライトが消えません」なるクレームの電話が入りました。
そう言えば点いていたような気がしますネ。
スタッフに聞いたら陸送屋が持ってきた時も点いていたそうな・・。
NEW500に関しては電気廻りがちょっと変わってるのでDrはきっとそういう設定で点いていて正常なのだろうという解釈をしました。(←都合良すぎかもw)
確証を得るために正規ディーラーのボンちゃん?に電話したら「そんなことは無いです、ちゃんと消えてます」という回答でした。
これでますます頭が貝割れ大根状態になるDrであります。
イタリア仕様と日本仕様の違いかはたまた故障か?・・
やむなくDrは仕入れたイタリア人に聞くことにしました。
(もちろん日本語でネ)
結論から言いますとこのNEW500にはDaylightなる設定があり設定次第ではフォグランプ(ヘッドランプの下)が始終点きっぱなしになるとのことです。
即ちイタリア本国でデリバリーされる時にその設定になっている場合もあるとのことです。
一応レクチャーを受けて設定方法を聞きました。
燃料、水温計に日付、時間、外気温等を表示するインフォメーションセンター
右側のMENUボタンで設定変更できます。
使用する言語も選択可能 英、伊、独、仏はあるが日本語はナシ
ここでは使い勝手の良い英語を迷わず選択しました。
MENUボタンと+-ボタンを順繰りに押すと設定できます。
決まったら最後にMENUを押して確定することを忘れないことです。
ついに出てきたDaylight!
このonとoffは+-ボタンで入れ替わりますのでoffを選択するとあの忌まわしいランプ一生点きっぱなしは解除出来ました!。
まさにDrはウレシカルカル明治のカール状態になりました。
これで目出度く解決したのですが他にもこのNew500の電気仕掛けは結構複雑です。
もう一台の500はなぜかヘッドライトのHiビームとパッシングが点きませんでした。
これも判明したのですがバッテリー保護の為にある一定以上に電圧が下がると保護回路が働きバッテリー消費をセーブするようです。
ちなみにこの状態でもセルは勢い良く回りとてもバッテリー不足には思えません。
考えられる原因は過去にそういう状態になり一度でもなると制御してしまうようです。
そう言えばバッテリー警告灯は点きっぱなしでした。
一旦制御されるとイクザミナーでリセットしない限り元に戻らないのでやっかいであります。
ショップのエクザミナーはNew500対応にバージョンアップしてないのでディーラーさんに借りました。
以上、クレームと言う程のクレームにならなくて安心のDrでありました。
他には標準のシガーライターのサイズが合って無くていわゆるゴソゴソ状態なのはイタ車のご愛敬というところでしょうか?(笑)。